大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
・江戸について8つの話題をとりあげて、史料にそくして深く解明していきます。
・これまで江戸について書かれたものよりももう少し深く知りたいとか、興味がある問題でも書かれたものがないということがよくあります。そこで本講座ではこれまでの説明ではものたりないことや、知られていなかったことをとりあげて、あたらしい江戸像を探索していければと思っています。

【講義概要】
江戸の社会を深く理解するために、初期の江戸の様子、江戸城の年中行事、大名の江戸生活、町奉行所の実態、無料の医療施設養生所、安政大地震、飛鳥山の花見についてとりあげ、さまざまな史料からその実相を掘り下げていこうと思っております。全体としては網羅的・体系的な内容とはなりませんが、とりあげた事項については、なるべくこれまで知られていなかったことをみていくつもりです。

【各回の講義予定】
第1回 2022/ 7/ 1(金) ロドリゴのみた初期の江戸
第2回 2022/ 7/ 8(金) 江戸城の年中行事～正月と八朔～
第3回 2022/ 7/15(金) 大名の江戸生活
第4回 2022/ 7/22(金) 町奉行の仕事
第5回 2022/ 7/29(金) 与カ・同心の仕事
第6回 2022/ 8/ 5(金) 養生所
第7回 2022/ 8/26(金) 斎藤市左衛門の見聞した安政大地震
第8回 2022/ 9/ 2(金) 飛鳥山の花見

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	加藤 貴
肩書き	早稲田大学講師
プロフィール	1952年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程満期退学。東京都北区教育委員会文化財専門員などを経て、現在早稲田大学教育・総合科学学術院非常勤講師・東京都北区文化財保護審議会委員。専門は日本近世史・都市史。編著書に『東京都の歴史』(山川出版社、共著)、『大江戸歴史の風景』(同)、『江戸図屏風を読む』(東京堂出版、共編著)、『徳川制度』全4冊(岩波文庫、校注)等。