検索:

トップ > 講座詳細


講座詳細情報

申し込み締切日:2022-04-23 / その他教養 / 学内講座コード:710717

「辛い」「熱い」を感じる仕組み―2021年ノーベル賞では何が評価されたのか? TRPチャネルによって温度や辛み、痛みを感じる仕組み

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター オンライン講座(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月25日(月)~ 6月20日(月)
講座回数
5回
時間
10:30~12:00
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
14,850円
定員
30
その他
ビジター価格 17,077円
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

関連講座

講座詳細

【目標】
・2021年のノーベル生理学医学賞の研究内容を理解する
・温度が関わる生命現象を理解する
・温度を感じるメカニズムを理解する
・痛みを感じるメカニズムを理解する
・基本五味と辛みの違いを理解する

【講義概要】
2021年のノーベル生理学医学賞は温度と触覚の受容体を発見したDavid Julius博士とArdem Patapoutian博士に授与されました。それぞれカプサイシン受容体TRPV1チャネルと機械刺激受容体Piezoチャネルです。温度感受性TRPチャネルは昆虫にもあります。TRPチャネルがどのように温度を感じて、どのような生命現象に関わっているかを勉強します。地球上の全ての生物は、みな温度を感じながら生存しており、温度感受性TRPチャネルを使っています。また、生物は進化の過程で環境温度の変化の中で生きながらえてきました。進化の過程でのTRPチャネルがどのように変化してきたかも勉強します。

【各回の講義予定】
第1回 2022/ 4/25(月) 2021年ノーベル生理学医学賞
第2回 2022/ 5/ 9(月) 生物と温度、痛み、味覚
第3回 2022/ 5/23(月) 温度感受性TRPチャネルの構造と機能
第4回 2022/ 6/ 6(月) 温度感受性TRPチャネルの生理機能
第5回 2022/ 6/27(月) 温度感受性TRPチャネルの進化

備考

【ご受講に際して】
◆本講座は、ご関心のある方であればどなたでもご受講可能です。専門用語などは講座内でわかりやすく解説しますので、事前の知識は不要です。
◆休講が発生した場合の補講は、6月27日(月)を予定しています。
◆Zoomミーティングを使用したオンライン講座です。
◆お申込みの前に必ず「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。
◆3/4(金)11:00より本講座の無料体験会を実施します。
◆ 体 験 会 お 申 込 み は こ ち ら か ら 。https://www1.ex-waseda.jp/online/ 「無料体験講座」をクリックし、「絞り込み」をクリックしてください。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 富永 真琴
肩書き 生理学研究所教授
プロフィール 愛媛大学医学部卒、数年の臨床経験のあと、京都大学で博士(医学)を取得。京都大学、生理学研究所、カリフォルニア大学サンフランシスコ校、筑波大学、三重大学を経て、現職。
2021年ノーベル生理学医学賞を受賞したカリフォルニア大学のDavid Julius博士の研究室でノーベル賞の受賞対象であるカプサイシン受容体TRPV1とTRPV1の遺伝子単離と機能解析に関わった。世界で最初に熱刺激によってイオンチャネルが活性化するのを観察した。日本では、大きな研究領域「温度生物学」を牽引した。
温度受容・侵害刺激受容の分子機構解明を目指してTRP(トリップ)チャネルの研究を行っている。
資料を請求する

関連講座

質問する

↑ページの先頭へ

© MARUZEN-YUSHODO Co., Ltd. All Rights Reserved.