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講座詳細情報

申し込み締切日:2022-05-11 / 芸術・文化 / 学内講座コード:710403

「女性性」のキーワードから日本美を明らかにする 社会人のための必修教養講座 日本美術史

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター オンライン講座(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
5月13日(金)~ 6月17日(金)
講座回数
6回
時間
10:30~12:00
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
17,820円
定員
30
その他
ビジター価格 20,493円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・代表的な日本美術作品を取り上げ、その造形の特色と魅力を追究します。
・日本美術に共通する特質とは何かを、歴史的背景および中国や西欧の美術と比較しながら探ります。
・日本美術の特質から、さらに日本文化や日本人の心性・感性にまで理解を深めます。

【講義概要】
日本美術はどのように生まれ成長してきたのか、そしてどのような性格を持つに至ったのか?縄文時代から日本列島で展開してきた日本美術を、一貫した成長史として捉え、一見多様で複雑に見える各時代の名品に共通するものがあり、しかもそれは中国や西欧の作品とは異なるということを見極めましょう。こうして、個々の美術作品の魅力を味わいつつ、日本美術全体の〝個性〟を浮き上がらせていきたいと思います。そのために、政治史・文学史・宗教史に目を配らせつつ、美術作品としての造形的特質を重視して、ワカリニクイ日本美術をわかりやすく解説していきます。

【各回の講義予定】
第1回 2022/ 5/13(金) 「日本美術探索の準備」日本美術理解の旅を始めるにあたって必要なこと。そして本講で用いる「女性性」と「男性性」という対概念について。
第2回 2022/ 5/20(金) 「縄文と弥生・古墳時代の美術」仏教伝来以前の日本列島美術。縄文美術と弥生・古墳時代美術は鋭い対照をなしています。その違いは何に因るのか?
第3回 2022/ 5/27(金) 「仏教伝来と美術 ―『倭』時代の美術」 「大王」が蘇我氏を打倒して「天皇」となるまでの6、7世紀、飛鳥・白鳳の仏教美術
第4回 2022/ 6/ 3(金) 「天平美術(1)」唐文化の模倣・吸収によって国家体制を確立した8世紀を象徴する天平期の仏教美術。その初頭を飾る薬師寺金堂三尊像や法隆寺金堂壁画と、高松塚古墳壁画
第5回 2022/ 6/10(金) 「天平美術(2)」天平美術の特質。興福寺阿修羅像や東大寺戒壇院四天王像など、天平美術の特質について。
第6回 2022/ 6/17(金) 「密教と神像」国家体制に組み込まれた〝神々〟の反発?と密教美術の衝撃。大陸文化学習を経て、日本独自の美への胎動が本格化する9世紀。

備考

【ご受講に際して】
◆講師著書『日本美術がワカル本:「女性性」の文化』(慶應義塾大学出版会)を参考図書といたします。
◆休講が発生した場合の補講は、6月24日(金)を予定しております。
◆Zoomウェビナーを使用したオンライン講座です。
◆お申込みの前に必ず「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 林 温
肩書き 慶應義塾大学名誉教授
プロフィール 博士(美学、慶應義塾大学)。東京芸術大学美術学部絵画科日本画専攻卒業、慶應義塾大学大学院文学研究科修了(日本美術史)。文化庁文化財保護部美術学芸課主任調査官(絵画部門)、慶應義塾大学教授を経て現在は名誉教授。専門は仏教絵画史。著書は『日本美術がワカル本:「女性性」の文化』(慶應義塾大学出版会)・『鎌倉仏教絵画考ー仏画における「鎌倉派」の成立と展開』(中央公論美術出版)など。
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