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講座詳細情報

申し込み締切日:2022-04-09 / 日本史 / 学内講座コード:310213

満州国と関東軍の歴史

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月11日(月)~ 6月20日(月)
講座回数
10回
時間
15:00~16:30
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
29,700円
定員
36
その他
ビジター価格 34,155円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・満州国と関東軍の興亡史を東アジア近現代史、世界現代史に位置付けて構造的に検証する。
・満州国の構造について、政治、経済、軍事の各分野について、関東軍の役割を主軸において、それぞれの機能を分析する。
・ソ連の参戦と侵攻によって、満州国が崩壊していく過程を、関東軍の動向に注目しながら、構造的に解明する。
・日本人にとって満州国とは何であったのか、満州引揚者のさまざまな戦後の生き方を事例に考察する。

【講義概要】
「満蒙は日本の生命線」をかかげて創設された関東軍を先兵に、日本の中国東北(満州)進出の歴史について、また満州国軍朝鮮人兵士が互いに敵味方となった朝鮮戦争について、さらに日本人にとって「満州国とは何であったのか」を、戦後史と現在の視点に立って考察する。主な講義概要は以下の通り。第一次世界大戦とシベリア出兵/中国国民革命と張作霖爆殺事件/満州事変と満州国建国/華北分離工作と盧溝橋事件/日中戦争と満州国/関東軍の対ソ北進論とノモンハン戦争/関特演と南進論/関東軍防疫部としての731部隊/アジア太平洋戦争と関東軍の南方抽出/ソ連の対日参戦と満州侵攻と関東軍/満州開拓移民団の逃避行/満州国の朝鮮人部隊と朝鮮戦争

【各回の講義予定】
第1回 2022/ 4/11(月) 日露戦争と関東軍の創設 シベリア出兵と関東軍
第2回 2022/ 4/18(月) 中国国民革命軍の北伐と張作霖爆殺事件 張学良の東北建設
第3回 2022/ 4/25(月) 石原莞爾の満州建国構想と柳条湖事件、満州事変
第4回 2022/ 5/ 9(月) 関東軍の謀略による満州国建国と日本の国際連盟脱退
第5回 2022/ 5/16(月) 満州国の治安戦と治安維持法体制
第6回 2022/ 5/23(月) 満州国の経済機構 アヘン専売制度
第7回 2022/ 5/30(月) 満州開拓移民団
第8回 2022/ 6/ 6(月) 関東軍のノモンハン戦争?関東軍防疫部=731部隊
第9回 2022/ 6/13(月) ソ連の対日参戦、満州侵攻と関東軍、満州開拓移民団の悲劇
第10回 2022/ 6/20(月) 満州国の朝鮮人部隊と朝鮮戦争?満州引揚者の戦後 日本の戦後政治と「満州人脈」

備考

【ご受講に際して】
◆講義で随時参考文献を紹介するので、読まれることをお薦めします。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 笠原 十九司
肩書き 都留文科大学名誉教授
プロフィール 1944年群馬県生まれ。東京教育大学文学部卒業後、同大学文学研究科修士課程中退。博士(学術、東京大学)。専門分野は、中国近現代史、東アジア近現代史。著書に、『第一次世界大戦期の中国民族運動』(汲古書院)、『日本軍の治安戦』(岩波書店)、『南京事件』(岩波新書)、『日中戦争全史 上・下』(高文研)、『海軍の日中戦争』(平凡社)などがある。
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