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講座詳細情報

申し込み締切日:2022-04-09 / 日本史 / 学内講座コード:210228

天皇と戸籍 「日本」に生き続ける二つの制度

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 八丁堀校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月11日(月)~ 6月20日(月)
講座回数
10回
時間
15:00~16:30
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
29,700円
定員
20
その他
ビジター価格 34,155円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・天皇と戸籍の関係を歴史的にとらえ、「日本」なるものを再考する。
・天皇家の家族制度と一般国民のそれとの対照性をつかみ、天皇制のもつ思想を理解する。

【講義概要】
 戸籍は「日本人」の証明とされる。だが、「日本」の象徴とされる天皇家は決して戸籍をもたない。この事実は一体、何を意味するのか?天皇は「日本国民」なのか?天皇家の結婚や養子は一般国民とどう異なるのか?
天皇制と戸籍はともに「日本独自の伝統」として生き続け、「日本人」の精神を左右してきた。家父長制、祖先崇拝、氏と姓、非嫡出子差別などの戸籍を支えてきた思想は、天皇家の“家憲”と深く結びついている。天皇と戸籍の関係を歴史的にたどることで、「日本」を問い直す。

【各回の講義予定】
第1回 2022/ 4/11(月) 天皇家にはなぜ戸籍がないのか
第2回 2022/ 4/18(月) 天皇家にはなぜ「氏姓」がないのか
第3回 2022/ 4/25(月) 「皇統譜」とは何か
第4回 2022/ 5/ 9(月) 「臣籍降下」とは何か
第5回 2022/ 5/16(月) 天皇家は「国民」か?「住民」か?
第6回 2022/ 5/23(月) 天皇家の家族法
第7回 2022/ 5/30(月) 天皇家の結婚
第8回 2022/ 6/ 6(月) 天皇家は理想の“家族”か
第9回 2022/ 6/13(月) 国体と戸籍
第10回 2022/ 6/20(月) 天皇制と戸籍制度のゆくえ

備考

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 遠藤 正敬
肩書き 早稲田大学講師
プロフィール 早稲田大学大学院政治学研究科博士課程修了。博士(政治学)。現在、早稲田大学台湾研究所非常勤次席研究員。早稲田大学、宇都宮大学、大阪国際大学等で非常勤講師。主な著書に『天皇と戸籍―「日本」を映す鏡』(筑摩書房、2019年)、『犬神家の戸籍―「血」と「家」の近代日本』(青土社、2021年)など。
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