講座詳細情報
申し込み締切日:2022-04-06 / 日本史 / 学内講座コード:210218
「戦争」で読み解く日本の近代
- 開催日
- 4月 8日(金)~ 6月17日(金)
- 講座回数
- 6回
- 時間
- 10:30~12:00
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 17,820円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 20,493円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【目標】
・日本の近現代史を、戦争の視点から考える切っ掛けとする。
【講義概要】
明治維新によって日本は近代国家への歩みを始めました。しかし、維新を転機に庶民が「日本」を意識し、「国民」と自覚するようになったわけではありません。では、いつから人びとは「日本国民」であることを意識するようになったのでしょうか。本講義では、人びとが戦争を契機として国民意識に目覚め、やがて女性も含めて戦争を積極的に支えていく歴史を検証することで、日本の近現代史をこれまでとは違った角度から考え直し、私たちの社会のこれからを考えていきましょう。
【各回の講義予定】
第1回 2022/ 4/ 8(金) 戦争のなかで創られた「国民」
第2回 2022/ 4/22(金) 戦死者をめぐる国家と国民-日清・日露戦争
第3回 2022/ 5/ 6(金) 戦争を支持する国民-満洲事変
第4回 2022/ 5/20(金) 女性と戦争-日中戦争
第5回 2022/ 6/ 3(金) 総力戦と国民-太平洋戦争
第6回 2022/ 6/17(金) 戦争の記憶と戦後日本
・日本の近現代史を、戦争の視点から考える切っ掛けとする。
【講義概要】
明治維新によって日本は近代国家への歩みを始めました。しかし、維新を転機に庶民が「日本」を意識し、「国民」と自覚するようになったわけではありません。では、いつから人びとは「日本国民」であることを意識するようになったのでしょうか。本講義では、人びとが戦争を契機として国民意識に目覚め、やがて女性も含めて戦争を積極的に支えていく歴史を検証することで、日本の近現代史をこれまでとは違った角度から考え直し、私たちの社会のこれからを考えていきましょう。
【各回の講義予定】
第1回 2022/ 4/ 8(金) 戦争のなかで創られた「国民」
第2回 2022/ 4/22(金) 戦死者をめぐる国家と国民-日清・日露戦争
第3回 2022/ 5/ 6(金) 戦争を支持する国民-満洲事変
第4回 2022/ 5/20(金) 女性と戦争-日中戦争
第5回 2022/ 6/ 3(金) 総力戦と国民-太平洋戦争
第6回 2022/ 6/17(金) 戦争の記憶と戦後日本
備考
【テキスト・参考図書】
テキスト
『国民国家と戦争』(KADOKAWA)(ISBN:978-4047035850)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
テキスト
『国民国家と戦争』(KADOKAWA)(ISBN:978-4047035850)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 加藤 聖文 |
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肩書き | 人間文化研究機構 国文学研究資料館准教授 |
プロフィール | 近代から現代にいたる東アジアと日本との歴史的関係を主に研究。近年は第二次世界大戦直後の満洲など海外からの引揚について世界史的視野から解明することに取り組む。主要著書『海外引揚の研究-忘却された「大日本帝国」』(岩波書店)、『満鉄全史-「国策会社」の全貌』(講談社学術文庫)、『国民国家と戦争-挫折の日本近代史』(角川選書)、『満蒙開拓団-虚妄の「日満一体」』(岩波現代全書)、『「大日本帝国」崩壊-東アジアの1945年』(中公新書)。 |