大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
・くずし字を正しく読めるようになること
・文書の内容が理解できるようになること

【講義概要】
基本的には江戸時代に書かれた古文書を使って、旧字や異体字、古文書特有の言い回しなど、実例(テキスト)に則して解説していく講座です。テキストは、2021年度冬学期に引き続き「蝦夷地諸御用留」です。文化2年(1805)7月に勘定吟味役村垣左太夫とともに西蝦夷地派遣を命じられた目付遠山金四郎の御用留で、表紙の題簽には「北巡録」とあります。今回の講読箇所は、江戸出立前後が中心で、ようやく松前に到着となります。初回冒頭に、くずし字を読むにあたっての注意点などを説明します。

【ご受講に際して】
◆テキストはコピーを配付します。
◆初回は、初心者の方向けに古文書を読む上での基本をご説明しますので、気軽にご受講ください。
◆春学期からの参加も歓迎いたします。
◆予習の必要はありませんが、配付プリントは自宅でじっくり目を通し、復習してください。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	久保 貴子
肩書き	早稲田大学・昭和女子大学講師
プロフィール	早稲田大学大学院文学研究科史学(日本史)専攻博士後期課程満期退学。博士(文学、早稲田大学)。現在、早稲田大学・昭和女子大学講師。専門は日本近世史。著書に『近世の朝廷運営―朝幕関係の展開―』(岩田書院、1998年)、『徳川和子』(吉川弘文館、2008年)、『後水尾天皇』(ミネルヴァ書房、2008年)。