講座詳細情報
申し込み締切日:2022-04-03 / 宗教・哲学 / 学内講座コード:110515
『正法眼蔵』に学ぶ 「一顆明珠」巻の講読
- 開催日
- 4月 5日(火)~ 6月14日(火)
- 講座回数
- 10回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 29,700円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 34,155円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
・『正法眼蔵』の各巻を講読する。
・道元の宗教体験の世界、禅の世界にふれる。
・『正法眼蔵』を読んで自らの生き方について考える。
【講義概要】
今期は「一顆明珠」の巻を講読する。この巻は、嘉禎四年(1238)、道元三十九歳、興聖寺での示衆である。禅の悟りは一粒の珠玉のようであるところから「一顆明珠」といっている。この「一顆明珠」は雪峰義存(822~908)の弟子である玄沙師備(835~908)が「尽十方世界是一顆明珠」という言い方で述べている。これは如何なる教えなのか、玄沙と僧の問答に対して道元が拈提を加えており、この教えについて道元は如何に受けとめているか、修行体験にもとづいている道元の禅の世界を解説する。なお、玄沙は個性的な禅宗の祖師として知られているが、その玄沙を育てた師である雪峰が玄沙をどのように見ていたか、玄沙の人物像についてもふれる。
【各回の講義予定】
第1回 2022/ 4/ 5(火) 「一顆明珠」巻の講読(1)―「一顆明珠」の意味と玄沙師備について
第2回 2022/ 4/12(火) 「一顆明珠」巻の講読(2)―玄沙師備の悟りの機縁について
第3回 2022/ 4/19(火) 「一顆明珠」巻の講読(3)―雪峰義存と玄沙師備の二つの問答
第4回 2022/ 4/26(火) 「一顆明珠」巻の講読(4)―玄沙師備の志気
第5回 2022/ 5/10(火) 「一顆明珠」巻の講読(5)―僧と玄沙師備との問答
第6回 2022/ 5/17(火) 「一顆明珠」巻の講読(6)―尽十方と一顆珠
第7回 2022/ 5/24(火) 「一顆明珠」巻の講読(7)―学人の会得と玄沙の道
第8回 2022/ 5/31(火) 「一顆明珠」巻の講読(8)―僧の問いと玄沙の答え
第9回 2022/ 6/ 7(火) 「一顆明珠」巻の講読(9)―髻中と頷下の明珠
第10回 2022/ 6/14(火) 「一顆明珠」巻の講読(10)―尽十方界の功徳
・『正法眼蔵』の各巻を講読する。
・道元の宗教体験の世界、禅の世界にふれる。
・『正法眼蔵』を読んで自らの生き方について考える。
【講義概要】
今期は「一顆明珠」の巻を講読する。この巻は、嘉禎四年(1238)、道元三十九歳、興聖寺での示衆である。禅の悟りは一粒の珠玉のようであるところから「一顆明珠」といっている。この「一顆明珠」は雪峰義存(822~908)の弟子である玄沙師備(835~908)が「尽十方世界是一顆明珠」という言い方で述べている。これは如何なる教えなのか、玄沙と僧の問答に対して道元が拈提を加えており、この教えについて道元は如何に受けとめているか、修行体験にもとづいている道元の禅の世界を解説する。なお、玄沙は個性的な禅宗の祖師として知られているが、その玄沙を育てた師である雪峰が玄沙をどのように見ていたか、玄沙の人物像についてもふれる。
【各回の講義予定】
第1回 2022/ 4/ 5(火) 「一顆明珠」巻の講読(1)―「一顆明珠」の意味と玄沙師備について
第2回 2022/ 4/12(火) 「一顆明珠」巻の講読(2)―玄沙師備の悟りの機縁について
第3回 2022/ 4/19(火) 「一顆明珠」巻の講読(3)―雪峰義存と玄沙師備の二つの問答
第4回 2022/ 4/26(火) 「一顆明珠」巻の講読(4)―玄沙師備の志気
第5回 2022/ 5/10(火) 「一顆明珠」巻の講読(5)―僧と玄沙師備との問答
第6回 2022/ 5/17(火) 「一顆明珠」巻の講読(6)―尽十方と一顆珠
第7回 2022/ 5/24(火) 「一顆明珠」巻の講読(7)―学人の会得と玄沙の道
第8回 2022/ 5/31(火) 「一顆明珠」巻の講読(8)―僧の問いと玄沙の答え
第9回 2022/ 6/ 7(火) 「一顆明珠」巻の講読(9)―髻中と頷下の明珠
第10回 2022/ 6/14(火) 「一顆明珠」巻の講読(10)―尽十方界の功徳
備考
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 粟谷 良道 |
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肩書き | 駒澤大学講師 |
プロフィール | 1953年生まれ。駒澤大学仏教学部卒、同大学院博士課程満期退学。曹洞宗宗学研究所研究員、曹洞宗総合研究センター専任研究員、主任研究員を経て、2014年3月に退職。現在、駒沢大学講師、曹洞宗祗樹院住職。著作に共編『道元引用語録の研究』(春秋社)、編著『禅語録傍訳全書』第7~9巻(四季社)などがある。 |