講座詳細情報
申し込み締切日:2022-05-19 / 日本史 / 学内講座コード:110256
都市鉄道の技術社会史 戦前東京の鉄道史からみる近現代日本の特質
- 開催日
- 5月21日(土)~ 6月 4日(土)
- 講座回数
- 3回
- 時間
- 13:00~16:15 ※途中休憩をはさみます
- 講座区分
- 数回もの
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 17,820円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 20,493円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
・日本近現代史には多様なアプローチがあることを理解する。
・小さな事柄であっても、大きなテーマに結びつけて考えることができることを理解する。
・現代社会が高度にシステム化されたものであり、私たちはその一環に組み込まれている可能性について気づきを得る。
【講義概要】
日本の大都市における通勤は「痛勤」としばしば言われるほどの大混雑が日常化しています。1日2時間を通勤に費やすとして12年勤めれば通勤時間はまる1年になり、一般的なサラリーマンは定年までに約3年を満員電車のなかで過ごす計算になります。これは18世紀に大西洋を渡った奴隷船よりも人口密度が高い空間で、当時の奴隷よりもはるかに長い時間を生きていることになります。なぜこのようなことになったのでしょうか。その理由の一端を戦前東京の鉄道史から考え、近現代日本社会の特質を探ってみたいと思います。
【各回の講義予定】
第1回 2022/ 5/21(土) 明治東京の都市交通機関、その都市化の進展と大量輸送の幕開け
第2回 2022/ 5/28(土) 都市計画と「高速鉄道」
第3回 2022/ 6/ 4(土) 戦時の交通調整と戦後の展望
・日本近現代史には多様なアプローチがあることを理解する。
・小さな事柄であっても、大きなテーマに結びつけて考えることができることを理解する。
・現代社会が高度にシステム化されたものであり、私たちはその一環に組み込まれている可能性について気づきを得る。
【講義概要】
日本の大都市における通勤は「痛勤」としばしば言われるほどの大混雑が日常化しています。1日2時間を通勤に費やすとして12年勤めれば通勤時間はまる1年になり、一般的なサラリーマンは定年までに約3年を満員電車のなかで過ごす計算になります。これは18世紀に大西洋を渡った奴隷船よりも人口密度が高い空間で、当時の奴隷よりもはるかに長い時間を生きていることになります。なぜこのようなことになったのでしょうか。その理由の一端を戦前東京の鉄道史から考え、近現代日本社会の特質を探ってみたいと思います。
【各回の講義予定】
第1回 2022/ 5/21(土) 明治東京の都市交通機関、その都市化の進展と大量輸送の幕開け
第2回 2022/ 5/28(土) 都市計画と「高速鉄道」
第3回 2022/ 6/ 4(土) 戦時の交通調整と戦後の展望
備考
【ご受講に際して】
◆各回の講義内容は進行スピードに応じて多少変更の可能性があります。
◆途中休憩をはさみます。
◆休講が発生した場合の補講日は6月11日を予定しています。
【テキスト・参考図書】
テキスト
『都市鉄道の技術社会史』(山川出版社)(ISBN:978-4634591097)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
◆各回の講義内容は進行スピードに応じて多少変更の可能性があります。
◆途中休憩をはさみます。
◆休講が発生した場合の補講日は6月11日を予定しています。
【テキスト・参考図書】
テキスト
『都市鉄道の技術社会史』(山川出版社)(ISBN:978-4634591097)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 高嶋 修一 |
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肩書き | 青山学院大学教授 |
プロフィール | 近現代日本の都市史や交通史について研究しています。両大戦間期における社会の「現代」化について考えており、いずれかといえば生産よりは消費や生活の領域、またその背後にある思想に強い関心を抱いています。主著は『都市近郊の耕地整理と地域社会』、『都市鉄道の技術社会史』。 |