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講座詳細情報

申し込み締切日:2022-04-06 / 文学 / 学内講座コード:110147

源氏物語の言葉と心 桐壺巻前半部を読む(源氏物語の始発)

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月 8日(金)~ 6月17日(金)
講座回数
10回
時間
10:40~12:10
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
29,700円
定員
30
その他
ビジター価格 34,155円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・源氏物語を原文でじっくりと読み味わいます。
・源氏物語の言葉(表現・修辞)と心(内容・思想)を丁寧に読解します。
・今期の講座では、源氏物語の桐壺巻(冒頭から前半部)を読みます。

【講義概要】
源氏物語のひとつひとつの言葉と、そこに託されている心(内容・思想)は、とても深くて繊細です。人の心の奥底にまで触れるようなものだからです。そのため、とても難しいところもありますが、それを味わえたときの喜びにはまた特別なものがあります。今期の講座では、広大な長編をなす源氏物語の始発(桐壺巻冒頭から前半部)を、原文で読み味わい、その深く豊かな表現世界を生き生きと実感として想像できるようにしたいと願っています。言葉と心をじっくりと丁寧に解釈しながら読み進めていき、初心者の方にもわかりやすい説明を心がけて、出席する皆さんの心に深く触れるような講座にできれば、と思います。

【各回の講義予定】
第1回 2022/ 4/ 8(金) 今期の講座内容などの概説。テキスト(『古典セレクション源氏物語(1)』)の[一]「帝の桐壺更衣への御おぼえまばゆし」
第2回 2022/ 4/15(金) テキスト[二]「更衣に皇子誕生、方々の憎しみつのる」
第3回 2022/ 4/22(金) テキスト[三]「若宮三歳になり、袴着の儀を行う」~[四]「更衣病む、帝に別れて退出、命果てる」前半部
第4回 2022/ 5/ 6(金) [四]「更衣病む、帝に別れて退出、命果てる」後半部~[五]「無心の若宮、更衣の里に退出する」
第5回 2022/ 5/13(金) [六]「更衣の葬送、三位追贈、人々の哀惜深し」~[七]「帝、涙にしずみ、悲しみの秋来たる」~[八]「勅使靫負命婦、母君を訪れ、共に故人を偲ぶ」1
第6回 2022/ 5/20(金) [八]「勅使靫負命婦、母君を訪れ、共に故人を偲ぶ」2
第7回 2022/ 5/27(金) [八]「勅使靫負命婦、母君を訪れ、共に故人を偲ぶ」3
第8回 2022/ 6/ 3(金) [八]「勅使靫負命婦、母君を訪れ、共に故人を偲ぶ」4~[九]「命婦帰参、さらに帝の哀傷深まる」前半部
第9回 2022/ 6/10(金) [九]「命婦帰参、さらに帝の哀傷深まる」後半部
第10回 2022/ 6/17(金) [一〇]「若宮参内、祖母北の方死去する」~[一一]「若宮の神才と美貌、内裏を圧倒する」

備考

【ご受講に際して】
◆テキスト『古典セレクション源氏物語(1)桐壺・帚木・空蝉・夕顔』の桐壺巻冒頭(12頁)から始めます。
◆指定のテキストと筆記用具をお持ちください。
◆各回の講義で扱う内容(頁数や範囲など)については、一定の目安とお考え下さい。

【テキスト・参考図書】
テキスト
『古典セレクション源氏物語(1)桐壺・帚木・空蝉・夕顔』(小学館)(ISBN:978-4093620819)*源氏物語の原文の掲載されている他のテキスト(小学館新編日本古典文学全集や岩波文庫など)をお持ちの方は、それを使用されても構いませんが、講義は指定のテキストを使用しておこないます。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 吉見 健夫
肩書き エクステンションセンター講師
プロフィール 博士(文学・早稲田大学)。早稲田大学文学部や政治経済学部等で主に源氏物語についての講師担当。主要論文「源氏物語和歌論」(博士論文)、「桐壺更衣の和歌と長恨歌引用ー源氏物語始発の形成-」(『日本古代文学と東アジア』)、「「若紫」の表現と色彩ー平安和歌の考察と『伊勢物語』『源氏物語』『紫式部日記』への展開-」(『国文学研究』)など。
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