大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
・仏像鑑賞に役立つ日本史を学ぶ。
・時代を代表する重要作例を学ぶ。
・仏像の様式と制作技法を学ぶ。

【講義概要】
仏像鑑賞に役立つ日本史を学ぶための講座です。日本に伝来する仏像の優品の多くは飛鳥時代から鎌倉時代に集中していますが、この講座では飛鳥時代の仏像について4回に分けてお話しをします。各回、飛鳥時代を代表する仏像を示しながら、その仏像を理解するために必要な日本史の事項を掘り下げていきます。仏像が制作される背景には必ず時代の要請があります。仏像を日本史の目でみることによって、仏像鑑賞の視点を広げていきましょう。



【各回の講義予定】
第1回 2021/11/30(火) 仏教公伝と法隆寺献納宝物四十八体仏
第2回 2021/11/30(火) 飛鳥寺の造営と飛鳥寺釈迦如来像
第3回 2021/11/30(火) 聖徳太子と法隆寺釈迦三尊像
第4回 2021/11/30(火) 氏族仏教の時代と広隆寺弥勒菩薩半跏像

【ご受講に際して】
◆この講座は
　2021年度　夏期　「仏像鑑賞のための日本史 ― 飛鳥時代」　（07/02～07/30　金曜日、全4回）
　で開講した講座のアーカイブ講座になります。
◆途中映像音声の乱れるところがありますがご了承ください。
◆オンデマンド講座のため講義内容に関する質疑は受付けいたしかねます。あらかじめご了承お願いいたします。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	森下 和貴子
肩書き	津田塾大学講師
プロフィール	早稲田大学第一文学部卒業後、同大学院文学研究科博士課程修了。専門分野は東洋美術史。論文に「藤原寺考―律師道慈をめぐって」(『美術史研究』25冊)、「木心乾漆像の出現と漆」(『仏教芸術』255号)、「興福寺西金堂の華原磬ー金鼓の典拠に対する疑問と思想的背景ー」(『奈良美術研究』18号)。