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講座詳細情報

申し込み締切日:2022-01-10 / その他教養 / 学内講座コード:740717

日中関係史と天皇 隠された歴史を掘り起こす

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター オンライン講座(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
1月12日(水)~ 3月 2日(水)
講座回数
6回
時間
15:30~17:00
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
17,820円
定員
30
その他
ビジター価格 20,493円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・日中関係の裏面で何が起こり、誰が動いたか「天皇」を基に理解する。
・結党100年の中国共産党と天皇の切っても切り離せない関係を知る。
・隠された歴史を調査報道で掘り起こす「歴史ジャーナリズム」の手法を学ぶ。

【講義概要】
中国共産党はなぜ天皇を大切にするのか―。中国にとって昭和天皇は対中戦争を指揮した「戦犯」だったが、それが「元首」に変遷し、毛沢東が訪中した日本人に「天皇陛下によろしく」というメッセージを投げたのは1956年。共産党は1979年から天皇に訪中を招請し続け、1992年に天皇は初めて中国の土を踏む。その裏に隠された共産党の狙いは何なのか。一方、昭和天皇は戦後、戦争への自責の念を強め、「象徴」という制約の中、公式にならないよう中国側に自身の気持ちを伝えようと水面下でアプローチを重ねた。中国は天皇を「元首」と過大視し、日本は「象徴」と過小視したことが戦後日中関係を複雑にしたという側面を考察したい。

【各回の講義予定】
第1回 2022/ 1/12(水) なぜ中国は天皇を大切にするのか
第2回 2022/ 1/19(水) 天皇訪中への日中秘密外交交渉
第3回 2022/ 1/26(水) 昭和から平成、隠された天皇の中国認識
第4回 2022/ 2/ 2(水) 毛沢東の天皇観をつくった日本共産党幹部
第5回 2022/ 2/ 9(水) 「支那通」軍人と「中国通」外交官、天皇の側にいた人たち
第6回 2022/ 3/ 2(水) 習近平時代の「天皇と中国」はどうなるか

備考

【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講は3月9日を予定しております。
◆Zoomミーティングを使用したオンライン講座です。
◆お申込みの前に必ず「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 城山 英巳
肩書き 北海道大学教授、元時事通信北京特派員
プロフィール 2014年、中国外交文書を使った戦後日中関係に関する調査報道のスクープでボーン・上田記念国際記者賞を受賞。『中国共産党「天皇工作」秘録』(文春新書)で第22回アジア・太平洋賞特別賞(2010年)受賞。
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