大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
・植物の基本的な形を理解する。
・身近な植物がどんな点で基本的な植物と異なっているかを理解する。
・奇妙な形の植物がどのような理由で進化したのかを考える力を身につける。

【講義概要】
この講座では、植物の見方を習得することを目的とします。植物好きとして、地球上の植物の全貌を知りたいと思いませんか？でも、現在生きている約30万種を全て覚えるのは無理です。しかし、植物の基本的な形を理解し、どこをどう見較べたら良いかを習得すれば、インターネットなどでどんな仲間か調べられるようになります。この講座では、暗記の苦手な講師が、どうやって多様な植物を楽しむかを伝授します。まず、植物の基本的な形がどう進化したかを概説します。次に、野菜や園芸種など身近な植物を使って、形の見方を習得します。最終回では、食虫植物、サボテン、動く植物など、変わった植物が普通の植物のどこがどう変わっているのかを一緒に考えましょう。

【各回の講義予定】
第1回 2022/ 1/12(水) 植物の見方
第2回 2022/ 2/ 9(水) 多様な被子植物
第3回 2022/ 3/ 9(水) 奇妙な植物

【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講は、3月16日(水)を予定しております。
◆Zoomミーティングを使用したオンライン講座です。
◆お申込みの前に必ず「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	長谷部 光泰
肩書き	基礎生物学研究所副所長・教授
プロフィール	博士(理学、東京大学)。植物の類縁関係を遺伝子で調べる研究から始まり、形がどのような遺伝子の変化によって進化したのかを研究。最近は、食虫植物やオジギソウの形や運動の進化を研究中。「陸上植物の形態と進化(裳華房)」は植物形態進化学の進展を取り入れた教科書。1000種ほどの植物を育てている。