大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
・石橋湛山の思想を同時代の政治経済思想と比較して理解を深める。
・戦前の世界が戦争へ向かっていった理由を理解する。
・石橋湛山の思想や活動を現代に活かす方法を考える。

【講義概要】
石橋湛山は早稲田大学を卒業後、ジャーナリストとして政治経済に鋭い批評を行い、東洋経済新報社の伝統的な「小日本主義」の思想を受け継いで、植民地によらない貿易による平和的な日本の発展を目指した。戦前の日本は石橋の主張とは逆の方向に進んでいくが、それに石橋はどのように向き合ったのか。戦後政治家に転身し、首相にも就任した石橋は何を目指したのか。石橋の思想と活動からどのようなことを学ぶべきなのか、理解を深める。


【各回の講義予定】
第1回 2021/ 8/25(水) 「小日本主義」の理想と現実
第2回 2021/ 8/25(水) 「政治家・石橋湛山」の目指したもの

【ご受講に際して】
◆この講座は
2020年度 冬期 「石橋湛山と小日本主義」 (02/24～03/03 水曜日、全2回)
で開講した講座のアーカイブ講座になります。
◆途中映像音声の乱れるところがありますがご了承ください。
◆オンデマンド講座のため講義内容に関する質疑は受付けいたしかねます。あらかじめご了承お願いいたします。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	牧野 邦昭
肩書き	慶應義塾大学教授
プロフィール	1977年生まれ。東京大学経済学部卒業、京都大学大学院経済学研究科博士後期課程修了。博士(経済学・京都大学)。現在、摂南大学教授。専門分野は日本経済思想史(近現代)。著書に『経済学者たちの日米開戦』(新潮選書)、『新版 戦時下の経済学者』(中公選書)、共著に『昭和史講義』(ちくま新書)などがある。