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講座詳細情報

申し込み締切日:2021-09-27 / 芸術・文化 / 学内講座コード:130429

イタリア・ルネサンス美術 ジョルジョーネとマニエラ・モデルナ(盛期ルネサンス様式)

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
9月29日(水)~10月27日(水)
講座回数
5回
時間
10:40~12:10
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
14,850円
定員
30
その他
ビジター価格 17,077円
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・ジョルジョーネの画業を理解する。
・イタリア美術の様式の展開を理解する。
・15世紀後半の北イタリアの美術状況をジョルジョーネを通して理解する。
・16世紀初頭のヴェネツィアの美術状況、および社会状況を理解する。
・絵画作品に込められた複雑な意味、あるいは意図を理解する。

【講義概要】
ジョルジョーネは「ヴェネツィア派」の絵画に「現代様式」(マニエラ・モデルナ)をもたらした画家である、とヴァザーリは『列伝』で書いている。つまりジョルジョーネはヴェネツィア派の絵画を、「初期ルネサンス様式」から「盛期ルネサンス様式」へと転換させたのである。ジョルジョーネの早世後、ティツィアーノがヴェネツィア派の絵画を頂点へと導いていく。
ジョルジョーネの革新性とは、レオナルド・ダ・ヴィンチが開発したスフマート(暈し)の技法であり、この技法によって描かれた人物の「内面」を表出することに成功し、絵画史上にメランコリックな人物を登場させた。また彼は、北イタリアで流行していた古代趣味に対し、独自の反応を示していった。
30年ほどの短い生涯であったため、残された作品も少なく、また参考する資料もほとんどないにもかかわらず、ミステリアスな作品で美術史上に大きな足跡を残したジョルジョーネを5回にわたって解説する。

【各回の講義予定】
第1回 2021/ 9/29(水) 若きジョルジョーネ
第2回 2021/10/ 6(水) ジョルジョーネと古代
第3回 2021/10/13(水) ジョルジョーネとヴェネツィアの若き貴族
第4回 2021/10/20(水) 北イタリアの文化拠点ヴェネツィアへ進出
第5回 2021/10/27(水) ジョルジョーネとレオナルド・ダ・ヴィンチ

備考

【ご受講に際して】
◆本講座は、イタリア・ルネサンス美術に関して、かなり専門的な解説を行います。受講に際しては、相当に専門的であるということを留意願います。また、作品の羅列のような講義にはなりません。限られた作品を特化して解説します。そのため、有名なルネサンス絵画を眺めて楽しむということにはなりません。この点もご留意ください。
◆休講が発生した場合の補講日は11月10日を予定しています。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 髙橋 朋子
肩書き 学習院女子大学講師
プロフィール 1952年京都市生まれ。早稲田大学文学研究科西洋美術史専攻。専門分野はルネサンス期のヴェネツィア派の絵画。早稲田大学、学習院大学、埼玉大学、他で非常勤講師を務めた。現在は学習院女子大学で「イタリア文化論」を担当する。主要著書に『ウェヌス―豊穣からエロスへ―』(悠書館)、主要訳書に、ピーター・ハンフリー著『ルネサンス・ヴェネツィア絵画』(白水社)がある。
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