大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
・浮世絵の歴史の流れを学ぶ。
・有名な浮世絵師の生涯や代表的な作品を知るとともに、その作品が生まれた時代背景を理解する。

【講義概要】
浮世絵というと、広重の「東海道五拾三次之内」や北斎の「赤富士」など、色鮮やかな作品を思い浮かべる人が多いことでしょう。しかし、「浮世絵」という言葉が使われ始めた頃の版画は墨一色の単純なものでした。版元、絵師、彫師、摺師たちの切磋琢磨により技術が向上し、浮世絵は色彩豊かなすばらしい芸術に昇華していったのです。
今回の授業では、浮世絵の歴史を概観し、有名な作品やそれを制作した絵師たちを、時代の流れの中でとらえていきます。

【各回の講義予定】
第1回 2021/ 7/12(月) 浮世絵の始まりから錦絵の誕生へ
第2回 2021/ 7/19(月) 浮世絵の黄金期
第3回 2021/ 8/ 2(月) 鮮やかな青の時代
第4回 2021/ 8/16(月) 歌川派の隆盛、そして浮世絵の終焉

【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講は、8月23日(月)を予定しております。
◆Zoomウェビナーを使用したオンライン講座です。
◆お申込みの前に必ず「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	長井 裕子
肩書き	那珂川町馬頭広重美術館 課長補佐・主任学芸員
プロフィール	ハーバード大学EXT.スクール大学院修了。同大学大学院(GSAS)スペシャルスチューデント。「春信の大小と摺物」でクライト賞、「福をまねく!猫じゃ猫じゃ展」で秀逸企画賞など受賞。著書に『ねこのおもちゃ絵』(小学館)、『国芳と国貞』(三才ブックス)など。国際浮世絵学会常任理事、国際委員。