大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
・ヨーゼフ・ハイドン（1732-1809）の生涯と作品について理解を深める。
・ハイドンが「クラシック音楽」に果たした多大なる貢献について理解を深める。

【講義概要】
「古典派の巨匠」として知られるハイドンの人生をたどってみると、若い頃は立身出世を夢見て努力を重ね、30歳近くになってようやく定職を得たという苦労をつんでいます。その努力が実り、ヨーロッパ中から喝采を浴びる大作曲家へと変貌を遂げた背景には、当時の社会の在り方にも大きく関わっていました。ハイドンのドラマティックな生涯、そして彼の多岐にわたる作品（交響曲や室内楽などの器楽曲から、オペラやオラトリオ、また教会作品など）について、彼が生きた時代を読み解きながら見ていきたいと思います。

【各回の講義予定】
第1回 2021/ 7/26(月) 努力の時代～ハンガリーの大貴族エステルハージ侯爵家の宮廷楽長時代へ
第2回 2021/ 8/ 2(月) 名声確立の時代
第3回 2021/ 8/16(月) 晩年の栄光の背景にあるもの

【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講は、8月23日(月)を予定しております。
◆Zoomウェビナーを使用したオンライン講座です。
◆お申込みの前に必ず「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	米田 かおり
肩書き	桐朋学園大学・武蔵野音楽大学・昭和音楽大学講師
プロフィール	埼玉生まれ。桐朋学園大学作曲理論学科(音楽学)卒業、同研究科修了。専門は西洋音楽史。著書、訳書に『ドレスデン 都市と音楽』(東京書籍 共著)、『花開く宮廷音楽―ルネサンス』(音楽之友社 共訳)、『音楽中辞典』(音楽之友社)などがある。他、コンサート・プログラム、CDライナー・ノートなど多数執筆。