講座詳細情報
申し込み締切日:2021-07-07 / 日本史 / 学内講座コード:320205
『平家物語』と仏教
- 開催日
- 7月 9日(金)~ 7月30日(金)
- 講座回数
- 3回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 数回もの
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 8,910円
- 定員
- 24
- その他
- ビジター価格 10,246円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
・『平家物語』の仏教思想と、その政治的な意味について考える。
・『平家物語』の仏教とその成立圏(作者)の関係について考える。
・『平家物語』の思想が、その後の日本社会に与えた影響について考える。
【講義概要】
『平家物語』の序章「祇園精舎」は、日本中世の「無常」の仏教思想を述べた文章として有名です。しかしその諸行無常、盛者必衰の思想には、13世紀の京都中央の公家社会が、鎌倉の武家社会と対峙(たいじ)しつつ抱え込まざるを得なかった独自の政治的な問題が読み取れます。この講義では、『平家物語』の仏教を掘り下げて読み解くことから、『平家物語』の成立、さらに『平家物語』の政治思想がその後の日本社会に与えた影響について考えます。
【各回の講義予定】
第1回 2021/ 7/ 9(金) 「諸行無常、盛者必衰」の意味
第2回 2021/ 7/16(金) 『平家物語』の成立と比叡山延暦寺
第3回 2021/ 7/30(金) 王朝世界の境界と琵琶法師
・『平家物語』の仏教思想と、その政治的な意味について考える。
・『平家物語』の仏教とその成立圏(作者)の関係について考える。
・『平家物語』の思想が、その後の日本社会に与えた影響について考える。
【講義概要】
『平家物語』の序章「祇園精舎」は、日本中世の「無常」の仏教思想を述べた文章として有名です。しかしその諸行無常、盛者必衰の思想には、13世紀の京都中央の公家社会が、鎌倉の武家社会と対峙(たいじ)しつつ抱え込まざるを得なかった独自の政治的な問題が読み取れます。この講義では、『平家物語』の仏教を掘り下げて読み解くことから、『平家物語』の成立、さらに『平家物語』の政治思想がその後の日本社会に与えた影響について考えます。
【各回の講義予定】
第1回 2021/ 7/ 9(金) 「諸行無常、盛者必衰」の意味
第2回 2021/ 7/16(金) 『平家物語』の成立と比叡山延暦寺
第3回 2021/ 7/30(金) 王朝世界の境界と琵琶法師
備考
【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講は、8月6日(金)を予定しております。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
◆休講が発生した場合の補講は、8月6日(金)を予定しております。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 兵藤 裕己 |
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肩書き | 学習院大学名誉教授 |
プロフィール | 1984年東京大学大学院修了。文学博士。埼玉大学、成城大学を経て、学習院大学。現在名誉教授。『平家物語の読み方』筑摩書房、『琵琶法師』岩波新書、『太平記〈よみ〉の可能性』講談社、『物語の近代』岩波書店、『声の国民国家』講談社、『後醍醐天皇』岩波新書、校注『太平記 全6冊』岩波文庫、ほか。 |