大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
・北条時政・政子・義時の活動に注目します。
・北条氏にとっての鎌倉幕府、という視点から検討します。
・政治的な動きだけではなく、社会情勢についても確認します。

【講義概要】
鎌倉幕府を開いた中心人物である初代将軍源頼朝の子孫は，頼朝没後断絶してしまいます。一方、鎌倉幕府自体は，その後も北条氏を中心として存続し続けます。本講座ではこの点に注目し、とくに源氏将軍とともに幕府草創期を支えた、北条時政・政子・義時の活動を追います。北条氏側からの視点で、幕府成立の背景や次第に整備されていく体制などを検討し、合わせて当時の社会情勢について確認することで、鎌倉幕府の性格も考えてみたいと思います。

【各回の講義予定】
第1回 2021/ 7/ 3(土) 伊豆国の北条氏
第2回 2021/ 7/10(土) 頼朝と時政
第3回 2021/ 7/17(土) 御家人北条氏
第4回 2021/ 7/24(土) 政子の活躍
第5回 2021/ 7/31(土) 時政から義時へ
第6回 2021/ 8/21(土) 義時の政治
第7回 2021/ 8/28(土) 源氏将軍の滅亡
第8回 2021/ 9/ 4(土) 義時・政子の死

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	櫻井 彦
肩書き	宮内庁書陵部主任研究官
プロフィール	1964年東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、同大学院文学研究科修士課程修了。博士(文学)。専門分野は日本中世史。著書に、『悪党と地域社会の研究』(校倉書房)、『動乱の東国史 南北朝内乱と東国』(吉川弘文館)。