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講座詳細情報

申し込み締切日:2021-04-12 / 宗教・哲学 / 学内講座コード:110598

死と生の宗教学 科学・図像・文献・習俗から考察する新たな死生観

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月14日(水)~ 6月23日(水)
講座回数
10回
時間
14:45~16:15
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
29,700円
定員
24
その他
ビジター価格 34,155円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・有史以来、死と生に人類がどう向き合ってきたのか、読み解きます。
・合成生物学の領域で実現している事実を直視します。
・文献だけにとどまらず、図像や音楽あるいは習俗まで網羅して、死と生の深層を考えます。

【講義概要】
人類の文明は、死者とどう向き合うかという課題から出発したとみなす説があるとおり、死は人類にとって、避けることもできなければ、無視することもできない大問題です。また充実した生は、死を直視すること抜きに、考えられません。実は5年ほど前に、合成生物学はこれまで存在していなかったゲノム(遺伝情報)を創出し、生命を人工的に創り出すことに成功しています。つまり神の領域に侵入してしまったと考えられるのです。この事実は、従来の死生観に深刻な打撃をあたえざるをえません。本講座では、このような事態をふまえて、死と生にまつわる問題を、科学的な事実・歴史的な文献・図像(美術)・音楽、そして各地に伝承されてきた習俗など、使える資料を可能な限り網羅して、究明していきます。目指すべきは新時代の倫理の構築です。

【各回の講義予定】
第1回 2021/ 4/14(水) 合成生物学の衝撃
第2回 2021/ 4/21(水) 各宗教に見る生命の誕生(1)セム型一神教
第3回 2021/ 4/28(水) 各宗教に見る生命の誕生(2)インド型宗教
第4回 2021/ 5/12(水) 各宗教に見る生命の誕生(3)古代ギリシア・古代中国・アニミズム(仏教伝来以前の日本)
第5回 2021/ 5/19(水) 宗教的な死 VS 科学的な死
第6回 2021/ 5/26(水) 死のイメージ(1)一神教
第7回 2021/ 6/ 2(水) 死のイメージ(2)仏教
第8回 2021/ 6/ 9(水) 極楽と天国 VS 地獄
第9回 2021/ 6/16(水) 日本人の生死観
第10回 2021/ 6/23(水) いま、死と生を問う意味はどこにあるのか

備考

【ご受講に際して】
◆わかりやすく説明しますから、予備知識はまったく必要ありません。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 正木 晃
肩書き 宗教学者
プロフィール 1953年、神奈川県小田原市生まれ。筑波大学大学院博士課程修了。専門は宗教学(日本仏教・チベット仏教)。文献研究に留まらず、現地調査を実施しチベット・ヒマラヤ地域の調査は20回に及ぶ。高度でありながら誰でも理解できる仏教学を志向。著作は『「空」論』『現代日本語訳 法華経』など多数。
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