講座詳細情報
申し込み締切日:2021-01-16 / 日本史 / 学内講座コード:740207
日露戦後処理と伊藤博文― 保護政治の失敗としての韓国併合
- 開催日
- 1月18日(月)~ 2月15日(月)
- 講座回数
- 5回
- 時間
- 19:00~20:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 14,850円
- 定員
- 90
- その他
- ビジター価格 17,077円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
・「植民地」をめぐる政治の力学を焦点に、近代史をグローバルにとらえる。
・「主権国家」「国民」が帝国とともに形成され、拡大される力学を、歴史を見る支柱としながら、包括的に様々な事象を説明する能力を高める。
・歴史と現代人の記憶を対照させることで、「発展」か「自由」か等の価値によって、各国民の記憶が選択され形成されてきた延長に現代を捉える。
【講義概要】
グローバルヒストリーの見地から、日露戦争後の韓国保護政治の力学を、国際関係と国内政治の狭間にあったものとして、その力学をわかりやすく解説する。現代の日韓両国の国民的記憶と過去の歴史を対照させることで、歴史が「国民」を生み出してきたことに思いを馳せ、我々はもっと変わっていけるかもしれないという未来への展望のもてるグローバルな歴史を考える。
【各回の講義予定】
第1回 2021/ 1/18(月) 日本近代をどう見るか。東アジアをどう見るか。
第2回 2021/ 1/25(月) 日露戦争と韓国ー大韓帝国皇帝の決断
第3回 2021/ 2/ 1(月) 統監府政治の展開ー韓国における「治外法権廃止」のための近代法制・司法制度整備過程
第4回 2021/ 2/ 8(月) 保護政治への反対論―武断統治と併合
第5回 2021/ 2/15(月) 保護の失敗から併合へー東アジア国際関係におけるアメリカの台頭とともに
・「植民地」をめぐる政治の力学を焦点に、近代史をグローバルにとらえる。
・「主権国家」「国民」が帝国とともに形成され、拡大される力学を、歴史を見る支柱としながら、包括的に様々な事象を説明する能力を高める。
・歴史と現代人の記憶を対照させることで、「発展」か「自由」か等の価値によって、各国民の記憶が選択され形成されてきた延長に現代を捉える。
【講義概要】
グローバルヒストリーの見地から、日露戦争後の韓国保護政治の力学を、国際関係と国内政治の狭間にあったものとして、その力学をわかりやすく解説する。現代の日韓両国の国民的記憶と過去の歴史を対照させることで、歴史が「国民」を生み出してきたことに思いを馳せ、我々はもっと変わっていけるかもしれないという未来への展望のもてるグローバルな歴史を考える。
【各回の講義予定】
第1回 2021/ 1/18(月) 日本近代をどう見るか。東アジアをどう見るか。
第2回 2021/ 1/25(月) 日露戦争と韓国ー大韓帝国皇帝の決断
第3回 2021/ 2/ 1(月) 統監府政治の展開ー韓国における「治外法権廃止」のための近代法制・司法制度整備過程
第4回 2021/ 2/ 8(月) 保護政治への反対論―武断統治と併合
第5回 2021/ 2/15(月) 保護の失敗から併合へー東アジア国際関係におけるアメリカの台頭とともに
備考
【ご受講に際して】
◆熱心に取り組みたい方は、『帝国日本の植民地法制』第二編を読んできてください。
◆休講が発生した場合の補講は、2月22日(月)を予定しております。
◆Zoomウェビナーを使用したオンライン講座です。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
◆申込受付のご案内
◆熱心に取り組みたい方は、『帝国日本の植民地法制』第二編を読んできてください。
◆休講が発生した場合の補講は、2月22日(月)を予定しております。
◆Zoomウェビナーを使用したオンライン講座です。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
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講師陣
名前 | 浅野 豊美 |
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肩書き | 早稲田大学教授 |
プロフィール | 1983年東京大学入学後に同大学院総合文化研究科修士・博士課程進学。1998-2000年早稲田大学アジア太平洋研究センター助手、博士(学術)。主要著書『帝国日本の植民地法制―法域統合と帝国秩序』(名古屋大学出版会、2008年、大平正芳賞、吉田茂賞)、『戦後日本の賠償問題と東アジア地域再編』(慈学社、2013年) |