大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
・『論語』を読む力を身につける。
・孔子の思想を理解する。
・現代の生活や仕事に『論語』の心を応用する。

【講義概要】
秋学期講座から、新たに『論語』を冒頭から、みなさまとご一緒に読んで参ります。『論語』は中国古代の孔子の語を集めた書物で、日本でも昔から愛読され、今でも輝きを失わない古典中の古典です。その内容は平易な言葉の中に無限の味わいがあり、しかも現代の我々の生活や仕事に直接活かすことができるものです。本講座では『論語』を最初から丁寧に読みますが、同時に関連する他の箇所も見ていき、『論語』全体にわたって理解がとどくようにします。初めて『論語』を読まれる方にもわかるように講義しますが、大学の文化講座にふさわしいしっかりした内容をお伝えするつもりです。

【テキスト・参考図書】
テキスト
『論語』（岩波文庫）（ISBN:978-4003320211）

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	土田 健次郎
肩書き	早稲田大学教授、日本儒教学会会長
プロフィール	1949年東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒業、同大学文学研究科博士課程修了、博士(文学、早稲田大学)。専門分野は、中国思想、日本思想。著書に『儒教入門』(東京大学出版会)、『江戸の朱子学』(筑摩書房)、『論語集注(全4巻)』(平凡社)、『聖教要録・配所残筆』(講談社)などがある。