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講座詳細情報

申し込み締切日:2019-09-29 / 文学 / 学内講座コード:330104

平安女流日記の世界 ― 紫式部日記を読む

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
10月 1日(火)~12月 3日(火)
講座回数
5回
時間
12:30~14:00
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
14,850円
定員
24
その他
ビジター価格 17,077円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・平安女流日記の代表作を原文で読み味わう。
・仮名日記の成立と深化を辿る。
・くずし字を読みながら仮名文字の歴史に触れる。
・作品を通して平安女性の人生を考える。

【講義概要】
平安時代、仮名で書かれた日記というものが初めて登場します。なかでも、四人の女性の残した作品は、それぞれかけがえのない個性を宿しています。道綱母の『蜻蛉日記』。『和泉式部日記』。『紫式部日記』。孝標女の『更級日記』。本講座では、四編の日記の主要場面をとりあげながら、彼女たちが何に感動し、何に悩みながら日々を過ごしていたのかを読み解いていきます。
こうして女性たちが思いを吐露できたということ、それは仮名文字の発達とも深く関わっています。本講座では現存する写本も参照して、くずし字に触れる機会を作っていきます。千年前の女性たちの人生にしばし、思いを馳せてみてください。
今学期は、『紫式部日記』(後半)を読んでいきます。『源氏物語』作者が残した日記文学の傑作です。この日記がなければ『源氏物語』の作者は未詳だったかもしれません。紫式部は皇子誕生という歴史的瞬間に立ち会いながら、自身の心情も生々しく記し留めてみせました。また、シビアな職場を生き抜くための処世術も書き残してくれています。物語作家の内面に深く分け入ってみたいと思います。

備考

【テキスト・参考図書】
テキスト
『王朝日記選』(和泉書院)(ISBN:978-4900137202)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 津島 知明
肩書き 國學院大學講師
プロフィール 1959年生まれ。國學院大學大学院単位取得満期退学。博士(文学)。國學院大學・青山学院大学・白百合女子大学ほか兼任講師。著書に『ウェイリーと読む枕草子』(鼎書房)、『動態としての枕草子』(おうふう)、『枕草子論究』(翰林書房)、編著に『新編枕草子』(おうふう)、『枕草子 創造と新生』(翰林書房)など。
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