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講座詳細情報

申し込み締切日:2019-09-29 / 日本史 / 学内講座コード:230210

江戸のくずし字〈小田宅子『東路日記』〉を読む 19世紀女性の旅・12日間の京都見物

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 八丁堀校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
10月 1日(火)~12月10日(火)
講座回数
10回
時間
13:00~14:30
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
29,700円
定員
30
その他
ビジター価格 34,155円
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・東海道で大名行列に出遭ったとき選んだ意外な道筋とは?
・京都三条の旅宿街に泊まらずに、向かった宿泊場所とは?
・梅雨時の京都滞在となったとき雨天の日はどうしたのか?

【講義概要】
初級者を対象とする、古文書講座です。テキストは、2018年度秋学期と同じ小田宅子『東路日記』の続きを中心として、同行の桑原久子『二荒詣日記』をときに併読します。枚数は併せて30枚ほど、毎回3枚ほどを読み進めます。始まりは東海道宮宿。ここから京都に向かい、12日間滞在します。しかし、季節は「江戸の5月」梅雨時です。一行は、女性4人とお供の男性3人、計7人。京都滞在を記した19世紀の女性の旅日記を味読いたします。

【各回の講義予定】
第1回 2019/10/ 1(火) 江戸後期(19世紀)に肥前国芦屋を出発した女性旅―お話と出発時の日記の読み。
第2回 2019/10/ 8(火) 東海道宮宿で、帰国する大名行列に遭遇し、思案の結果、美濃経由で京都へ。
第3回 2019/10/15(火) 美濃関ヶ原から中山道を進むが、往路で通らなかった近江路に満足。
第4回 2019/10/29(火) 急ぐ旅でも、女性の一行にとって源氏物語ゆかりの石山寺は当然の寄り道!
第5回 2019/11/ 5(火) 京都入りは「志賀山越え」で白川へ。旅宿街の三条通りを過ぎてどこへ・・・。
第6回 2019/11/12(火) 宅子さんは、市中見物の途中で、大宮の万福寺を訪れ、2日の泊まり!
第7回 2019/11/19(火) 宅子さんには目的があり、小田家の檀那寺の本山、粟生の光明寺を訪問。
第8回 2019/11/26(火) 実は、5月は梅雨時。見物中、急な激しい雨となり、帰路の市中は洪水状態。
第9回 2019/12/ 3(火) 宇治に向かうが、近日の雨で家々が水に浸る状況だった。
第10回 2019/12/10(火) 京都に別れを告げ、伏見から川船に乗って淀川を下り、大坂へ。

備考

【ご受講に際して】
◆2018年度秋講座のつづきですが、本講座からのご参加も歓迎いたします。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 菅野 俊輔
肩書き 江戸文化研究家
プロフィール 1948年東京生まれ。カルチャーセンターなどの古文書や江戸学の講師のほか、講演、テレビ出演と監修、著述など幅広く活動中。著書『江戸っ子が惚れた忠臣蔵』(小学館)、『江戸の長者番付』『古地図と名所図会で味わう 江戸の落語』(以上、青春新書)、『書いておぼえる江戸のくずし字いろは入門』(柏書房)等。
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