講座詳細情報
申し込み締切日:2019-09-30 / 宗教・哲学 / 学内講座コード:130511
インド仏教へのいざない 仏教の源流をもとめて
- 開催日
- 10月 2日(水)~12月 4日(水)
- 講座回数
- 10回
- 時間
- 14:45~16:15
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 29,700円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 34,155円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【目標】
・仏教教理のインドにおける展開のなかで重要視されたいくつかの基本的な事項の本来の意味を原典での用例を参照しながらよりよく理解する。
・特に「中観」と「唯識」の教理を学ぶ。
【講義概要】
インド仏教の教理を伝承する学的系統のうち、謂わゆる「大乗」の二大系統である「中観」と「唯識」に焦点を当て、それぞれの思想圏における中心的関心事のいくつかを取りあげ、それらが基本的にはいかなる意味をもち、たがいにいかなる関係をもつのかを考えていきます。たとえば中観における「縁起」「空」「標示」、唯識の「宿在(アーラヤ)識」「残存印象」「転変」などが題材となります。
【各回の講義予定】
第1回 2019/10/ 2(水) 智慧の至高性(般若波羅蜜)
第2回 2019/10/ 9(水) 菩薩の転成(廻向)
第3回 2019/10/16(水) 多端性(戯論)による分別
第4回 2019/10/23(水) 空性と依存生起(縁起)(1)
第5回 2019/10/30(水) 空性と依存生起(縁起)(2)
第6回 2019/11/ 6(水) 顕示としての世界(唯識)
第7回 2019/11/13(水) 識の転変(1)
第8回 2019/11/20(水) 識の転変(2)
第9回 2019/11/27(水) 三種の本質的様態(三性説)
第10回 2019/12/ 4(水) 宿在する識(阿羅耶識)
・仏教教理のインドにおける展開のなかで重要視されたいくつかの基本的な事項の本来の意味を原典での用例を参照しながらよりよく理解する。
・特に「中観」と「唯識」の教理を学ぶ。
【講義概要】
インド仏教の教理を伝承する学的系統のうち、謂わゆる「大乗」の二大系統である「中観」と「唯識」に焦点を当て、それぞれの思想圏における中心的関心事のいくつかを取りあげ、それらが基本的にはいかなる意味をもち、たがいにいかなる関係をもつのかを考えていきます。たとえば中観における「縁起」「空」「標示」、唯識の「宿在(アーラヤ)識」「残存印象」「転変」などが題材となります。
【各回の講義予定】
第1回 2019/10/ 2(水) 智慧の至高性(般若波羅蜜)
第2回 2019/10/ 9(水) 菩薩の転成(廻向)
第3回 2019/10/16(水) 多端性(戯論)による分別
第4回 2019/10/23(水) 空性と依存生起(縁起)(1)
第5回 2019/10/30(水) 空性と依存生起(縁起)(2)
第6回 2019/11/ 6(水) 顕示としての世界(唯識)
第7回 2019/11/13(水) 識の転変(1)
第8回 2019/11/20(水) 識の転変(2)
第9回 2019/11/27(水) 三種の本質的様態(三性説)
第10回 2019/12/ 4(水) 宿在する識(阿羅耶識)
備考
【ご受講に際して】
◆思想の内容を解説するためにサンスクリットの単語を紹介しますが、サンスクリットについての事前の知識は必要ではなく、またサンスクリットの習熟を目指すものでもありません。
◆なお、各回に予定されている主題はその回の授業だけに限定されるものではなく、全体の流れのなかのゆるい配分とお考えください。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
◆思想の内容を解説するためにサンスクリットの単語を紹介しますが、サンスクリットについての事前の知識は必要ではなく、またサンスクリットの習熟を目指すものでもありません。
◆なお、各回に予定されている主題はその回の授業だけに限定されるものではなく、全体の流れのなかのゆるい配分とお考えください。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 齋藤 直樹 |
---|---|
肩書き | 早稲田大学講師 |
プロフィール | 1962年東京都出身。早稲田大学大学院東洋哲学専攻博士課程満期退学。マールブルク大学外国語文献学領域にてPh.D.取得。著書『Das Kompendium der moralischen Vollkommenheiten』 、論文「ダルマの自性」「転変としての世界」「ナーガールジュナの馬」等がある。 |