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講座詳細情報

申し込み締切日:2019-10-28 / 日本史 / 学内講座コード:130230

天皇即位儀礼の歴史 神話と祭儀

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
10月30日(水)~12月 4日(水)
講座回数
6回
時間
14:45~16:15
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
17,820円
定員
30
その他
ビジター価格 20,493円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・天皇即位に際しての儀式体系の歴史について理解を深める。
・諸儀式の背後にある神話について理解を深め、「祭儀神話と儀式」という観点から天皇即位儀式体系を理解する。
・2019年に相次いで挙行される天皇即位関連諸儀式は、古来のものというよりも、大正天皇の即位にむけて制定された1909年の登極令を下敷きにするものであることを理解する。

【講義概要】
(1)列島の王が「大王」とよばれていたヤマト政権時代(6~7世紀)の大王位即位儀礼、 (2)藤原宮・前期平城宮時代(7世紀末~8世紀前半)の天皇即位関連儀式体系、 (3)『貞観儀式』(9世紀中葉)が定めた即位関連儀式体系、 (4)中世および近世における仏教化した即位儀式(即位灌頂)、(5)国家神道を祭儀神話とする近代天皇制の即位儀式体系などについて順次解説し、(6)最後に、大日本帝国憲法から日本国憲法へと変化したにもかかわらず、明仁・徳仁天皇の即位儀式体系は、近代天皇制時代のものを基本的に踏襲するものとなったことなどをのべる。

【各回の講義予定】
第1回 2019/10/30(水) ヤマト王権時代の大王即位儀礼
第2回 2019/11/ 6(水) 律令天皇制成立期の即位儀礼(その1)―祭儀神話としての古事記
第3回 2019/11/13(水) 律令天皇制成立期の即位儀礼(その2)―即位関連儀式体系
第4回 2019/11/20(水) 『貞観儀式』(9世紀中葉)における天皇即位儀式体系
第5回 2019/11/27(水) 中近世の天皇即位儀式体系
第6回 2019/12/ 4(水) 1909年登極令における天皇即位儀式体系と戦後天皇即位諸儀式

備考

【テキスト・参考図書】
参考図書
『記紀神話と王権の祭り(新訂版)』(岩波書店)(ISBN:978-4000225137)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 水林 彪
肩書き 早稲田大学名誉教授、東京都立大学名誉教授
プロフィール 山形県生まれ。博士(法学、一橋大学)。専門は日本法制史、比較法社会史。東京都立大学、一橋大学、早稲田大学などで、日本法制史、比較法社会史を担当してきた。主要著作は、『封建制の再編と日本的社会の確立』(山川出版社)、『記紀神話と王権の祭り』(岩波書店)、『天皇制史論』(岩波書店)。
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