大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
・『源氏物語』の物語展開を、各巻に沿って理解する。
・古文や和歌を解釈する力を身につける。
・平安時代の衣食住や有職故実について知識を深める。

【講義概要】
日本古典文学の最高峰といわれる『源氏物語』は、その壮大なスケールと、人間の心を深く掘り下げた文章により、汲めども尽きぬ魅力をたたえた作品です。本講座では、行幸巻から梅枝巻までの玉鬘求婚譚の顛末を、名場面を中心にわかりやすく解説していきます。源氏絵や衣食住などの文化的背景も、スライドショーでご覧に入れます。

【各回の講義予定】
第1回 2019/ 7/19(金) 行幸巻の世界
第2回 2019/ 8/ 2(金) 藤袴巻の世界
第3回 2019/ 8/30(金) 真木柱巻の世界
第4回 2019/ 9/13(金) 梅枝巻の世界

【ご受講に際して】
◆『源氏物語』を初めて読むという方、既に読んだことのある方、ともに歓迎いたします。
◆教室でプリントを配布いたします。参考図書として挙げた以外でも、お持ちの『源氏物語』のテキストを参考になさって結構です。

【テキスト・参考図書】
参考図書
『源氏物語〈8〉 （古典セレクション）』（小学館）（ISBN:978-4093620888）

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	河添 房江
肩書き	東京学芸大学名誉教授
プロフィール	東京大学大学院人文科学研究科修了。博士（文学)。平安文学専攻。著書に『源氏物語と東アジア世界』(NHKブックス)、『光源氏が愛した王朝ブランド品』[角川選書)、『唐物の文化史』(岩波新書)ほか。これまで朝日カルチャーセンター新宿・立川教室講師、NHK文化センター青山教室講師など。