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講座詳細情報

申し込み締切日:2019-08-05 / 芸術・文化 / 学内講座コード:120414

西洋絵画におけるエロスの読み方 連鎖する魅惑のポーズと眼差しを中心に

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
8月 7日(水)~ 9月 4日(水)
講座回数
4回
時間
14:45~16:15
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
11,664円
定員
50
その他
ビジター価格 13,413円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・ルネサンスとともに復活した魅惑的な裸婦画の歴史を辿ります。
・グラビア写真を飾るポーズは、西洋美術が育んだことを学びます。
・西洋美術は、伝統と継承によって培われてきたことを理解します。
・ポーズの転用を知ることで、画家たちの創作の秘密に迫ります。
・先行作との比較検討で史的に考察する美術史の考え方を学びます。

【講義概要】
ルネサンスに復活しためくるめく裸婦画の数々。西洋美術は、蠱惑的なポーズや眼差しの女性たちを、数多く描いてきました。しかし、それらのポーズや眼差しは、個人の独創によるものではなく、伝統を引き継ぎながら、他の作品とのせめぎあいの中から生まれてきたのです。本講座は、魅惑的な裸婦画の歴史を辿りながら、ポーズの継承や転用をみることで、単体で鑑賞していては決してみえてこない、創作の真実を明らかにしていきます。

【各回の講義予定】
第1回 2019/ 8/ 7(水) ヴィーナスの誘惑−グラビア写真を飾る官能のポーズ−
第2回 2019/ 8/21(水) ゼウスの誘惑−好色な大神による凌辱の場面−
第3回 2019/ 8/28(水) エヴァの誘惑−失楽園と蛇の官能的な絵画−
第4回 2019/ 9/ 4(水) 眼差しの誘惑−フェルメールから説き起こす視線の秘密−

備考

【ご受講に際して】
◆他の作品と比較検討しながら、歴史的に作品を読み解いていく「美術史」の入門講座です。
◆絵画作品を上映しながら、読み解いていく入門講座ですので、美術の初心者の方でも受講可能です。
◆ルネサンスのボッティチェッリから、マネや印象派、20世紀初頭の画家まで幅広く取り上げますが、図像変遷としてみていくので、各作家についての知識がなくても大丈夫です。
◆美術用語や専門的な術語については、その都度、解説するとともに、印刷資料をご用意いたします。

【テキスト・参考図書】
参考図書
『名画 絶世の美女 130人』(KADOKAWA)(ISBN:978-4046000835)
『名画 絶世の美女 ヌード』(KADOKAWA)(ISBN:978-4046003546)
『誘う絵』(大和書房)(ISBN:978-4479307266)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 平松 洋
肩書き 美術評論家、フリーキュレーター
プロフィール 1962年岡山生まれ。企業美術館学芸員として数多くの展覧会を手がける。その後フリーランスとなり、国際展や企画展のチーフ・キュレーターとして活躍。現在は、主に執筆活動を行い、美術書を刊行。『誘う絵』『クリムト 官能の世界へ』『アトリビュート・シンボル図鑑』『名画 絶世の美女』シリーズ他、著書多数。
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