検索:

トップ > 講座詳細


講座詳細情報

申し込み締切日:2019-04-10 / 日本史 / 学内講座コード:310219

日本とは何か ― 日本誕生の歴史と物語を記紀神話と風土記で辿る

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月12日(金)~7日(金)
講座回数
8回
時間
15:00~16:30
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
23,328円
定員
54
その他
ビジター価格 26,827円
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

関連講座

講座詳細

【目標】
・今回は日本及び日本人の成立と誕生の謎を、「古事記」「日本書紀」「風土記」を中心に読み解いていきたいと思います。
・私たちの漠然とした日本観を正しながら、「日本とは何か」「日本人とは何か」について、私たちの知見を新たなものにしていきましょう。
・国際社会はますます混迷の度を深めていますが、7、8世紀の日本も、中国、東アジアとの関係を巡って、幾多の国難を抱えていました。今後の日本はどのような舵取りをしていくべきか。そんなヒントも、記紀神話から学べればと考えています。

【講義概要】
・「日本とは何か」「日本人とは何か」という問いに対して、最近の研究成果を活用しつつ、日本文化の成り立ち、その原点を新たに見直していきます。
・講義の進め方としては、代表的な日本文化論、神話論に触れつつ、「古事記」「日本書紀」「風土記」について論じていきます。毎回、レジュメと資料を配付しますので、特別な準備は要りません。

【各回の講義予定】
第1回 2019/ 4/12(金) 日本人はどこから来たのか? ― 日本人の原流と日本の誕生の謎を探る
第2回 2019/ 4/19(金) 日本とは何か? ― 日本人による日本像の虚像(思い込み)を正す
第3回 2019/ 4/26(金) 今なぜ、記紀神話なのか? ― 「古事記」と「日本書紀」の違い
第4回 2019/ 5/10(金) 記紀神話は出雲をどう扱ったか? ― 記紀の中の「国生み神話」と「出雲神話」を読み比べる
第5回 2019/ 5/17(金) 日本の「国づくり神話」はどのように語られたか ― 天孫降臨から神武東征・大和制覇までを辿る
第6回 2019/ 5/24(金) 日本人の信仰の源流とは何か? ― 記紀神話からみた伊勢神宮と出雲大社の信仰の違いと役割
第7回 2019/ 5/31(金) なぜ日本人は聖地、伊勢と熊野をめざすのか? ― 神仏習合の謎に迫る
第8回 2019/ 6/ 7(金) 記紀神話と風土記をどのように読んだらよいか? ― 日本の原点を記紀神話と風土記から見直す

備考

【ご受講に際して】
◆参考文献とテキストを紹介しましたが、本講座はテキスト講読ではありませんので、必ずしも前もって、参考文献やテキストを読む必要はありません。気楽にご受講ください。扱うテーマの著作は、文庫本で入手可能なものも多く、ご関心の向きはご覧ください。

【テキスト・参考図書】
テキスト
『100分de名著ブックス 小泉八雲 日本の面影』(NHK出版)(ISBN:978-4140817094)
参考図書
『お伊勢参りと熊野詣』(かまくら春秋社)(ISBN:978-4774006055)
『古事記と小泉八雲』(かまくら春秋社)(ISBN:978-4774005911)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 池田 雅之
肩書き 早稲田大学名誉教授
プロフィール 早稲田大学名誉教授。専門は比較文学、比較基層文化論。著書に『100分de名著 小泉八雲 日本の面影』(NHK出版)、『ラフカディオ・ハーンの日本』(角川選書)、『古事記と小泉八雲』(かまくら春秋社)他。翻訳に『日本の面影』、『日本の面影II』、『日本の怪談』(角川ソフィア文庫)他。
資料を請求する

関連講座

質問する

↑ページの先頭へ

© MARUZEN-YUSHODO Co., Ltd. All Rights Reserved.