大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
日本古代における内戦について総合的に分析し、古代国家の成立、中世社会への移行を考えます。

【講義概要】
日本(倭国)は対外戦争のみならず内戦も少ない国でしたが、いくつかの内戦が起こりました。
この講座では、八世紀の藤原広嗣の乱から十二世紀の前九年・後三年の役にいたるいくつかの内戦を取りあげ、戦いの経緯や実態を、史料を分析することで解明していきます。

【各回の講義予定】
第1回 2019/ 4/16(火) 藤原広嗣の乱
第2回 2019/ 4/23(火) 恵美押勝の乱
第3回 2019/ 5/ 7(火) 蝦夷征討(「三十八年戦争」)
第4回 2019/ 5/21(火) 天慶の乱1 平将門の乱
第5回 2019/ 5/28(火) 天慶の乱2 藤原純友の乱
第6回 2019/ 6/ 4(火) 前九年・後三年の役

【テキスト・参考図書】
参考図書
『戦争の日本古代史』（講談社現代新書）（ISBN:978-4062884280）

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	倉本 一宏
肩書き	国際日本文化研究センター教授、総合研究大学院大学教授
プロフィール	1958年生まれ。東京大学文学部国史学科卒業、東京大学大学院人文科学研究科国史学専門課程博士課程修了。博士(文学、東京大学)。専門は日本古代政治史、古記録学。著書に『戦争の日本古代史』『内戦の日本古代史』(講談社現代新書)、『蘇我氏』『藤原氏』(中公新書)など。