講座詳細情報
申し込み締切日:2019-04-07 / その他教養 / 学内講座コード:110706
この眼で見た金融の世界の変遷 床の間を背にしたビジネスの園から追われた金融の動向
- 開催日
- 4月9日(火)~6月25日(火)
- 講座回数
- 10回
- 時間
- 10:40~12:10
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 30,160円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 34,534円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【目標】
・金融は今や財・サービスとの直接的な繋がりが薄れて舞い上がり、理解が困難な分野。私が最初に接したのは1950年頃の片田舎の「(小学校)子ども銀行」と地元に名前だけ残っていた「鏡中條銀行」
・社会に出て、金融の世界に足を踏み入れたのは1980年代、それは監督するという特異な立場から。「銀行・証券・保険」等の勢力模様から始まり、本邦金融機関の飛躍的拡大と内外の交錯、デリバティブを含む金融商品の複雑化、金融市場の多層化・細分化・高速化、挙句の果ては金融バブルとその破綻
・2000年代に入ってからは、教育研究の立場の観点から、今日の内外の金融の変容と動揺の動きをフォローアップ
このような金融の流れを受講者の方々と議論してみたいと考えています。
【講義概要】
金融は、財・サービスの動きを異なる知識とスピードが支配する世界です。昭和から平成の90年余の間だけでも何度も起伏がありました。第二次大戦頃までの動きは概観にとどめ、金融の世界の変化が激しくなってきた1970年代、特に1980年代のバブル前後以降の内外の動向に焦点を当てながら議論を進めます。受講者の方達のご経験・ご意見も尊重した議論の場となるように努めます。
【各回の講義予定】
第1回 2019/ 4/ 9(火) 日本の金融制度
第2回 2019/ 4/16(火) 金融業務の特徴
第3回 2019/ 4/23(火) 日本の金融機関の体系図は国際的に見て異様だったのか?
第4回 2019/ 5/14(火) 海外の動向
第5回 2019/ 5/21(火) 第1~4回までの議論を巡る質疑
第6回 2019/ 5/28(火) 金融ビジネスを蝕んだ不良債権等の問題(格付け劣化と米金融機関を中心とした金融の技術革新)
第7回 2019/ 6/ 4(火) 外部講師からの話
第8回 2019/ 6/11(火) 2000年代に入ってからの金融の世界
第9回 2019/ 6/18(火) 金融の「刀折れ矢尽きた」と思われた2000年代以降の急展開
第10回 2019/ 6/25(火) 第6~9回までの議論を巡る質疑と今後の展望
・金融は今や財・サービスとの直接的な繋がりが薄れて舞い上がり、理解が困難な分野。私が最初に接したのは1950年頃の片田舎の「(小学校)子ども銀行」と地元に名前だけ残っていた「鏡中條銀行」
・社会に出て、金融の世界に足を踏み入れたのは1980年代、それは監督するという特異な立場から。「銀行・証券・保険」等の勢力模様から始まり、本邦金融機関の飛躍的拡大と内外の交錯、デリバティブを含む金融商品の複雑化、金融市場の多層化・細分化・高速化、挙句の果ては金融バブルとその破綻
・2000年代に入ってからは、教育研究の立場の観点から、今日の内外の金融の変容と動揺の動きをフォローアップ
このような金融の流れを受講者の方々と議論してみたいと考えています。
【講義概要】
金融は、財・サービスの動きを異なる知識とスピードが支配する世界です。昭和から平成の90年余の間だけでも何度も起伏がありました。第二次大戦頃までの動きは概観にとどめ、金融の世界の変化が激しくなってきた1970年代、特に1980年代のバブル前後以降の内外の動向に焦点を当てながら議論を進めます。受講者の方達のご経験・ご意見も尊重した議論の場となるように努めます。
【各回の講義予定】
第1回 2019/ 4/ 9(火) 日本の金融制度
第2回 2019/ 4/16(火) 金融業務の特徴
第3回 2019/ 4/23(火) 日本の金融機関の体系図は国際的に見て異様だったのか?
第4回 2019/ 5/14(火) 海外の動向
第5回 2019/ 5/21(火) 第1~4回までの議論を巡る質疑
第6回 2019/ 5/28(火) 金融ビジネスを蝕んだ不良債権等の問題(格付け劣化と米金融機関を中心とした金融の技術革新)
第7回 2019/ 6/ 4(火) 外部講師からの話
第8回 2019/ 6/11(火) 2000年代に入ってからの金融の世界
第9回 2019/ 6/18(火) 金融の「刀折れ矢尽きた」と思われた2000年代以降の急展開
第10回 2019/ 6/25(火) 第6~9回までの議論を巡る質疑と今後の展望
備考
【ご受講に際して】
◆参考資料等については、コースが始まった後に適宜紹介。最初の段階では、例えば、『日本金融制度発達史』(後藤新一著)、『ドキュメント銀行 金融再編の20年史 1995-2015』(前田裕之著)等の興味ある部分を拾い読みする程度のウォーミングアップをしていただければ幸いです。そこに書かれている内容の1/3程度だけでも理解されれば十分です。
【テキスト・参考図書】
参考図書
『Keeping At It: The Quest for Sound Money and Good Government』(PublicAffairs)(ISBN:9781541788299)
『金融に未来はあるか』(ダイヤモンド社)(ISBN:978-4478068403)
『アフター・ビットコイン: 仮想通貨とブロックチェーンの次なる覇者』(新潮社)(ISBN:9784103512813)
『経済学者はこう考えてきた』(平凡社新書)(ISBN:9784582858938)
『日本金融制度発達史』(教育社(歴史新書))(ISBN:1221-70213-1498)
『ドキュメント 銀行 金融再編の20年史ー1995-2015』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)(ISBN:978-4799318201)
【備考】
5月7日は休講となりました。6月25日に補講をいたします。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
◆参考資料等については、コースが始まった後に適宜紹介。最初の段階では、例えば、『日本金融制度発達史』(後藤新一著)、『ドキュメント銀行 金融再編の20年史 1995-2015』(前田裕之著)等の興味ある部分を拾い読みする程度のウォーミングアップをしていただければ幸いです。そこに書かれている内容の1/3程度だけでも理解されれば十分です。
【テキスト・参考図書】
参考図書
『Keeping At It: The Quest for Sound Money and Good Government』(PublicAffairs)(ISBN:9781541788299)
『金融に未来はあるか』(ダイヤモンド社)(ISBN:978-4478068403)
『アフター・ビットコイン: 仮想通貨とブロックチェーンの次なる覇者』(新潮社)(ISBN:9784103512813)
『経済学者はこう考えてきた』(平凡社新書)(ISBN:9784582858938)
『日本金融制度発達史』(教育社(歴史新書))(ISBN:1221-70213-1498)
『ドキュメント 銀行 金融再編の20年史ー1995-2015』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)(ISBN:978-4799318201)
【備考】
5月7日は休講となりました。6月25日に補講をいたします。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 北村 歳治 |
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肩書き | 早稲田大学名誉教授 |
プロフィール | 東京大学・オックスフォード大学院卒。金融経済。大蔵省、IMF等をへて国際会計・監査の「公益監視委員会」メンバー(2007~14年)。著書等に、『オリエンタル・トレード』、『中央アジア経済』、『現代のイスラム金融』、「近年における金融分野の基調的な変化」、“Two Shock Waves”等。 |
名前 | 中村 純一 |
---|---|
肩書き | 日本政策投資銀行設備投資研究所金融経済研究センター長 |
プロフィール | - |