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講座詳細情報

申し込み締切日:2019-04-07 / 芸術・文化 / 学内講座コード:110430

英国美術の詩学 文学的絵画鑑賞への誘い

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月9日(火)~6月18日(火)
講座回数
10回
時間
14:45~16:15
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
29,160円
定員
30
その他
ビジター価格 33,534円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・国家としての絶頂期にあった近代イギリスの歴史文化を詳しく知る。
・イギリスの文学と絵画の不思議なつながりを知る。
・人間の普遍的な営みのあれこれを、詩歌という芸術を通して振り返る。

【講義概要】
イギリスの詩と絵画、それも「名詩」や「名画」と呼ばれる作品には、およそ文学に求められる全てを兼ね備えているものが少なくありません。ユーモアと皮肉がお家芸といわれるイギリス文学ではありますが、その真髄たる詩の世界は、むしろ基本的にすこぶる「純」。恋を知り、人を愛することで深まりゆく喜びと悲しみに満ち溢れているのはもちろん、神話や歴史をも網羅しながら、決して重苦しくも堅苦しくもなく、それでいて皮肉や諷刺が時々顔を出すものですから、本当に読んでいて飽きることがありません。今期は、シェイクスピア(シェイクスピアは詩人です!)をはじめとするルネサンス以降の主要なイギリス恋愛詩およびラファエル前派兄弟団(Pre-Raphaelite Brotherhood)を中心とした近代イギリス美術に焦点を当て、詩と美術の不思議な相関を通じて、恋愛という人間の普遍的な営みについても考察してみたいと思います。

【各回の講義予定】
第1回 2019/ 4/ 9(火) シェイクスピアにおける「美」と「永遠」(1)
第2回 2019/ 4/16(火) シェイクスピアにおける「美」と「永遠」(2)
第3回 2019/ 4/23(火) ソネット作者としてのジョン・キーツ
第4回 2019/ 5/ 7(火) 響き合う同時代の詩と絵画(1)
第5回 2019/ 5/14(火) 響き合う同時代の詩と絵画(2)
第6回 2019/ 5/21(火) 恋を語る知性~形而上詩とは何か~(1)
第7回 2019/ 5/28(火) 恋を語る知性~形而上詩とは何か~(2)
第8回 2019/ 6/ 4(火) 恋を語る知性~形而上詩とは何か~(3)
第9回 2019/ 6/11(火) 詩的想像力とは何か(1)
第10回 2019/ 6/18(火) 詩的想像力が生み出す絵画的表現

備考

【ご受講に際して】
◆テキストは4月刊行を予定していますが、万が一、開講時に未刊行の場合は代替プリントを配付します。

【テキスト・参考図書】
テキスト
『イギリス恋愛詩選(仮)』(研究社)2019年4月刊行予定
参考図書
『音読・暗唱 愛と夢の英詩集』(講談社)(ISBN:978-4062566230)
『ラファエル前派の世界』(東京書籍)(ISBN:978-4487800841)
『肖像画で読み解くイギリス史』(PHP研究所)(ISBN:978-4569821115)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 齊藤 貴子
肩書き 早稲田大学講師・上智大学大学院講師
プロフィール 早稲田大学教育学部英語英文学科卒、同大学院教育学研究科博士課程修了後、助手を経て現職。専門は近代イギリス文学・文化。主として詩と美術の相関を研究。『ラファエル前派の世界』(東京書籍)、『英国ロマン派女性詩選』(国文社)等著訳書多数。最新刊に『イギリス恋愛詩選(仮)』(研究社、2019年4月刊行予定)。
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