大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
日本古代における内戦について総合的に分析し、未来の戦争を防止する手段とすると共に、日本という国の特質を考える材料とします。

【講義概要】
日本というと、やたら戦争ばかりしていた国と思われがちですが、実は古代においては、対外戦争はもとより、内戦もほとんど経験していませんでした。
この講座では、古代国家成立期までの内戦について解説したうえで、様々な内戦について、その原因や戦略、戦術、そして戦況や結果を分析していきます。

【各回の講義予定】
第1回 2019/ 1/15(火) 邪馬台国・狗奴国戦
第2回 2019/ 1/22(火) 日本武尊伝承
第3回 2019/ 2/ 5(火) 磐井の乱
第4回 2019/ 2/19(火) 丁未の乱
第5回 2019/ 2/26(火) 壬申の乱

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	倉本 一宏
肩書き	国際日本文化研究センター教授、総合研究大学院大学教授
プロフィール	1958年生まれ。東京大学文学部国史学科卒業、東京大学大学院人文科学研究科国史学専門課程博士課程修了。博士(文学、東京大学)。専門は日本古代政治史、古記録学。著書に『戦争の日本古代史』(講談社)、『蘇我氏』『藤原氏』(中央公論新社)など。