大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
・中世の天皇に関する知識を深める。

【講義概要】
中世の天皇と言えば、政治的な影響力を失ったと考えがちですが、決してそうではありません。政治的な重要な場面では強い存在感を示し、ときに武家勢力を脅かすこともありました。南北朝の内乱は、その好例です。本講座では8人の天皇を取り上げ、重要なトピックスに焦点を絞り、わかりやすく解説いたします。三種の神器、天皇の流罪生活、改元の実際、皇位簒奪問題など、天皇の知られざる側面にも触れます。

【各回の講義予定】
第1回 2019/ 1/10(木) 後醍醐天皇と建武政権
第2回 2019/ 1/17(木) 後小松天皇と足利義満
第3回 2019/ 1/24(木) 後花園天皇と治罰の綸旨
第4回 2019/ 1/31(木) 退位を希望した後土御門天皇
第5回 2019/ 2/ 7(木) 即位できなかった後柏原天皇
第6回 2019/ 2/14(木) 官位を売った後奈良天皇
第7回 2019/ 2/21(木) 正親町天皇と織田信長
第8回 2019/ 2/28(木) 後陽成天皇と豊臣秀吉

【テキスト・参考図書】
参考図書
『戦国の貧乏天皇』（柏書房）（ISBN:978-4760141531）
『奪われた「三種の神器」』（講談社）（ISBN:978-4062880220）
『流罪の日本史』（筑摩書房）（ISBN:978-4480069993）

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	渡邊 大門
肩書き	株式会社歴史と文化の研究所代表取締役
プロフィール	1967年神奈川県生まれ。関西学院大学文学部史学科卒業。佛教大学大学院文学研究科日本史学専攻博士後期課程修了。博士(文学)。現在、株式会社歴史と文化の研究所代表取締役。専門分野は、日本中世政治史。著書に『戦国の貧乏天皇』(柏書房)、『奪われた「三種の神器」』(講談社現代新書)など多数。