大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
・ヒッチコック作品の特徴を理解する
・ハリウッド映画の名作に対する理解を深める
・映画作品を分析的に鑑賞する力を身につける

【講義概要】
アルフレッド・ヒッチコック（1899-1980）は「サスペンスの巨匠」として今なお絶大な人気を誇る映画監督です。その作品はいずれも傑作として名高く、世界映画史に燦然と輝いています。本講義では、ヒッチコックがハリウッド時代に監督した『裏窓』『北北西に進路を取れ』『サイコ』という3本の代表作を取り上げながら、映画が作り出す「サスペンス」の魅力に迫ってみたいと思います。

【各回の講義予定】
第1回 2019/ 1/10(木) ヒッチコックの生涯と作品（概説）
第2回 2019/ 1/17(木) 『裏窓』（Rear Window， 1954）
第3回 2019/ 1/24(木) 『北北西に進路を取れ』（North by Northwest， 1959）
第4回 2019/ 1/31(木) 『サイコ』(Psycho， 1960)

【ご受講に際して】
◆映画史やヒッチコック作品に関する事前知識は不要です。
◆取り上げる作品については物語内容にも触れるため、その点あらかじめご了承ください。事前に鑑賞していただいておくと、より理解が深まると思います。
◆補講は2月7日を予定しております。

【テキスト・参考図書】
参考図書
『定本 映画術 ヒッチコック／トリュフォー』（晶文社）（ISBN:9784794958181）
『映画を撮った35の言葉たち』（フィルムアート社）（ISBN:9784845917136）

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	木原 圭翔
肩書き	早稲田大学・多摩美術大学他講師、東京大学大学院情報学環特任研究員
プロフィール	1984年生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科修士課程修了。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(文学)。早稲田大学演劇博物館助手を経て、現在早稲田大学、多摩美術大学など非常勤講師、東京大学大学院情報学環特任研究員。専門は映画理論、古典的ハリウッド映画論、テレビ論。