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講座詳細情報

申し込み締切日:2019-01-07 / 世界史 / 学内講座コード:140308

ヒトラー外交の帰結 チェンバレンの選択、宥和か抑止か?

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
2019年1月 9日(水)~2019年1月30日(水)
講座回数
4回
時間
13:00~14:30
講座区分
その他 
入学金
8,000円
受講料
11,664円
定員
30
その他
ビジター価格 13,413円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・「分裂と不安」に揺れる今日のヨーロッパや世界を知る手がかりを、1930年代のヨーロッパ国際関係を学ぶ中から探り出す。
・戦間期のヒトラー外交(ファシズム外交)をイギリス・フランスとの対抗関係において「逆から見たヒトラー像」としてヴィヴィットに捉えなおす。
・E.H.カーが『危機の20年』と表現した戦間期の実相を、なぜイギリス・フランスなど大国がヒトラーのヨーロッパ侵略を阻止できなかったかを中心に受講生と共に学ぶ。

【講義概要】
最近の研究動向を踏まえて、戦間期が内包した問題性と学ぶべき今日的意味について考える。具体的には、第一に、二度の世界大戦の主要舞台となった戦間期ヨーロッパでの経験について、ヴェルサイユ・ロカルノ体制の成立から崩壊までの過程を、1920~30年代のヨーロッパ政治・外交を中心に概観する。第二に、1930年代のドイツ・イタリアのファシズム外交とそれに対するイギリス・フランスの宥和外交について再検証・再検討を行う。第三に、第二次世界大戦の勃発を阻止できなかった原因や戦間期の歴史的な意義を総括し、ファシズムやポピュリズムなどの今日的課題について考える。

【各回の講義予定】
第1回 2019/ 1/ 9(水) ヴェルサイユ体制とファシズム現象
第2回 2019/ 1/16(水) ヒトラー外交とは何か
第3回 2019/ 1/23(水) 英仏の対応(宥和か抑止か?)
第4回 2019/ 1/30(水) ヒトラー外交の帰結(今日との連続性について)

備考

【ご受講に際して】
◆補講は2月6日を予定しています。

【テキスト・参考図書】
参考図書
『ヒトラーとナチ・ドイツ』(講談社)(ISBN:978-4062883184)
『危機の二十年』(岩波書店)(ISBN:978-4003402214)
『第二次世界大戦の起源』(講談社)(ISBN:978-4062920322)
『戦間期国際政治史』(岩波書店)(ISBN:978-4006003258)
『二〇世紀の歴史』(岩波書店)(ISBN:978-4004314998)
『二つの世界大戦』(山川出版社)(ISBN:978-4634344709)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 宮坂 豊彦
肩書き 現代史研究家、早稲田大学招聘研究員
プロフィール 早稲田大学卒業。修士(政治学)。専門分野は、西欧国際政治史、イギリス現代史。長年にわたり、戦間期ヨーロッパ国際関係やイギリス政治外交・ファシズム政治外交などを研究すると共に大学などで現代史等を教えた。現代史関係の著書がある。
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