大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
・世界遺産から見えてくる文明的風景(世界建築史)を理解する。
・世界建築を先古代・古代・後古代・近代・後近代に分けて俯瞰する。
・古代ギリシャ・ローマとビザンティン・古代イスラムの建築の成立と展開を学ぶ。

【講義概要】
人類が築いた世界文明を歴史的にみると、民主主義・資本主義・科学主義によって形成された近代工業社会とそれ以前の古代農業社会の二つに分けることができます。古代は、現代文明につながる基礎を築いた古典古代とそれ以前(先古代)、以後(後古代)に分けられ、近代は、情報革命以前(近代)と以後(後近代)に分けることができます。この講座では、それぞれの時代における建築文明を考察します。今回は古代ギリシャ・ローマとビザンティン・古代イスラムの建築遺産について詳しく解説します。

【各回の講義予定】
第1回 2018/ 9/28(金) 古代ギリシャの建築 / アクロポリスとパルテノンなど
第2回 2018/10/ 5(金) 古代ローマの建築/ コロッセオ、パンテオンなど
第3回 2018/10/12(金) 初期キリスト教建築/サンタ・マリア・マッジョーレ、サンタポリナーレ・イン・クラッセなど
第4回 2018/10/19(金) ビザンティン建築/ アヤ・ソフィア、サン・マルコなど
第5回 2018/10/26(金) 古代イスラムの建築 / 岩のドーム・メスキータなど

【ご受講に際して】
◆この講義は、「世界遺産が語る建築文明史」シリーズの第3期として行います。
◆各学期の講義は相互に関係をもっていますが、それぞれ独立した内容になっていますので、初めての方もご受講いただけます。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	白井 裕泰
肩書き	ものつくり大学名誉教授
プロフィール	1950年愛知県生まれ。早稲田大学大学院理工学研究科博士課程単位取得満期退学。博士(工学、早稲田大学)。東京都文化財建造物修理事務所所長、株式会社空間文化研究所所長、共栄学園短期大学助教授、ものつくり大学教授をへて、ものつくり大学名誉教授。現在、空間文化研究所所長として旧国立駅舎再築事業に従事。