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講座詳細情報

申し込み締切日:2018-11-20 / 芸術・文化 / 学内講座コード:330414

第九の謎を読み解く

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
11月22日(木)~12月13日(木)
講座回数
4回
時間
13:00~14:30
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
11,664円
定員
24
その他
ビジター価格 13,413円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・誰もが知っているベートーヴェンの「第九」の作曲過程と背景を知る。
・「第九」が「史上最大の名曲」になるまでを「演奏史」「受容史」という視点で考察する。
・近現代史の出来事と「第九」の演奏史を重ね、歴史の読み直しを試みる。

【講義概要】
「第九」はベートーヴェンが初演した時は不評でした。名曲になったのは、次の世代のメンデルスゾーン、ベルリオーズ、ワーグナーたちが演奏して広めたからです。さらに19世紀後半からは、ビューロー、マーラー、トスカニーニ、フルトヴェングラーといった大指揮者が演奏し、世界中に拡散していきました。
一方、その祝祭性から国家イベントでも演奏されるようになり、近現代史の名場面で「第九」が演奏されることが多くなっていきます。
レコードと放送の初期から「第九」は人気コンテンツとなり、多くの録音・録画が残っています。その一部を紹介するとともに、日本ではなぜ12月に演奏されるのかといった雑学を含めて、「第九」をさまざまな角度から考えます。

【各回の講義予定】
第1回 2018/11/22(木) ベートーヴェンが第九をいつ思いつき、作曲し、初演したか
第2回 2018/11/29(木) メンデルスゾーン、ワーグナー、ベルリオーズ、マーラーなどが第九を演奏し名曲にしていく過程
第3回 2018/12/ 6(木) 日本での第九。捕虜になっていたドイツ人による日本初演から、暮の風物詩になるまで
第4回 2018/12/13(木) 20世紀の現代史における第九。ナチスの政治利用から平和の象徴へ

備考

【テキスト・参考図書】
参考図書
『第九 ベートーヴェン最大の交響曲の神話』(幻冬舎新書)(ISBN:978-4344982383)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 中川 右介
肩書き 作家、編集者(クラシックジャーナル編集長)
プロフィール 1960年東京生まれ。早稲田大学第二文学部卒業。出版社アルファベータ代表取締役編集長として「クラシックジャーナル」、音楽家の評伝などを編集・発行(2014年まで)。音楽、歌舞伎、映画、歌謡曲などの著書多数。著者に『カラヤンとフルトヴェングラー』『現代の名演奏家50』(幻冬舎新書)、『怖いクラシック』(NHK出版新書)、『歌舞伎 家と血と藝』(講談社現代新書)他。
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