大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
・出エジプト記が用いた資料
・エジプトからの脱出
・荒れ野の旅は何を教えたか

【講義概要】
出エジプト記は時代の違う三つの資料（ヤヴィスト資料・エロヒム資料・祭司資料）を用いているが、これらの資料は出来事を見る視点が少なからず異なっている。それに注目し、それらの資料が書かれた時代背景を考えてみたい。また、エジプトからの脱出は聖書の信仰にどのような影響を与えているか、それを整理してみたい。

【各回の講義予定】
第1回 2018/10/ 4(木) モーセの召命とその使命(出エジプト記3・6章)
第2回 2018/10/11(木) 葦の海での奇跡と「海の歌」(出エジプト記14・15章)
第3回 2018/10/18(木) 過越祭とは(出エジプト記12・13章)
第4回 2018/10/25(木) 荒れ野での出来事(出エジプト記15・16・17章)
第5回 2018/11/ 1(木) シナイ山で結ばれた契約(出エジプト記24章)
第6回 2018/11/ 8(木) シナイで与えられた掟集(出エジプト記20章など)

【ご受講に際して】
◆毎回レジュメを用意しますが、聖書(旧約・新約)を持参してください。
◆休講が発生した場合は、11月15日に補講をいたします。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	雨宮 慧
肩書き	上智大学名誉教授
プロフィール	1943 年生まれ。出身地：東京都。出身校：上智大学大学院、教皇庁立聖書研究所。専攻分野：預言者の生き方。主な著訳書等：『正続・旧約聖書のこころ』(女子パウロ会)、『旧約聖書の預言者たち』(NHK出版)、『福音書のことば』(NHK出版)