大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
・『吾妻鏡』を厳密に読みこむ
・学問的にこれを解釈する
・これを通して鎌倉政治史を考える

【講義概要】
『吾妻鏡』を通して鎌倉武家社会をのぞき、権力のしくみと武士の暮しを観察します。つぎつぎと起こる事件と、それらの当事者(歴史人物)には、興味がつきません。

【各回の講義予定】
第1回 2018/10/ 2(火) 源頼家
第2回 2018/10/ 9(火) 頼家の不行跡
第3回 2018/10/16(火) 梶原景時排斥
第4回 2018/10/23(火) 北条政子?頼家を諫める
第5回 2018/10/30(火) 念仏僧の禁断
第6回 2018/11/ 6(火) 近江国住人、柏原弥三郎
第7回 2018/11/13(火) 城長茂の反逆
第8回 2018/11/20(火) 将軍と蹴鞠
第9回 2018/11/27(火) 頼家征夷大将軍
第10回 2018/12/ 4(火) 頼家病悩

【ご受講に際して】
◆2018年春学期の続編ですが、初めての方もご受講いただけます。
◆各回の進行は、受講生の興味や理解・こだわりなどで、多少の変更があります。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	新井 孝重
肩書き	獨協大学教授
プロフィール	1950年埼玉県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。同大文学研究科博士課程単位取得満期退学。博士(文学)。専門は日本中世史。著書に『中世悪党の研究』(吉川弘文館)、『東大寺領黒田荘の研究』(校倉書房)、『黒田悪党たちの中世史』(NHKブックス)、『日本中世合戦史の研究』(東京堂出版)など。