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講座詳細情報

申し込み締切日:2018-10-01 / 日本史 / 学内講座コード:130217

『信長公記』を読む

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
10月 3日(水)~12月 5日(水)
講座回数
10回
時間
10:40~12:10
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
29,160円
定員
70
その他
ビジター価格 33,534円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
織田信長には、歴史小説や大河ドラマなどで作り上げられたステレオタイプのイメージがあります。目標の第1はそのイメージをぬぐい去ることです。そのうえで、目標の第2は戦国時代の史料解読に親しみ、それをもとに等身大の織田信長像を描くことです。その信長像は、受講生一人ひとり違ったものになるでしょう。

【講義概要】
織田信長の家臣であった太田牛一の「信長公記」をテキストに、室町幕府の崩壊から天下統一の過程を再考します。中世から近世への扉を開けた人物として、織田信長は歴史上、最も人気があります。江戸時代から多くの物語の主人公となり、現代では歴史小説や大河ドラマなどでもよくとりあげられていますが、そこから生まれた織田信長のイメージは、歴史的事実にもとづくものとフィクションとが混在しています。本講座では、「信長公記」の他にも良質な史料を利用しつつ、みなさんと一緒に織田信長の実像に迫ってみたいと思います。
今学期は巻6(元亀4年・1573)の後半から始まります。室町幕府の滅亡、天正改元、正親町天皇の譲位問題と続く、信長の天下統一事業の大きな画期となった1年ですので、期待してください。

【各回の講義予定】
第1回 2018/10/ 3(水) 室町幕府の滅亡と元亀4年後半の織田信長
第2回 2018/10/10(水) 巻6(天正改元をめぐる情勢)
第3回 2018/10/17(水) 巻6(朝倉氏滅亡1)
第4回 2018/10/24(水) 巻6(朝倉氏滅亡2)
第5回 2018/10/31(水) 巻6(浅井氏滅亡1)
第6回 2018/11/ 7(水) 巻6(浅井氏滅亡2)
第7回 2018/11/14(水) 巻6(北伊勢侵攻)
第8回 2018/11/21(水) 巻6(三好義継滅亡)
第9回 2018/11/28(水) 巻6(正親町天皇の譲位問題1)
第10回 2018/12/ 5(水) 巻6(正親町天皇の譲位問題2)

備考

【ご受講に際して】
◆講義で配付したプリントは、毎回ご持参下さい。
◆テキストは、奥野高広・岩沢愿彦『信長公記』(角川文庫、品切れ)と池田家本の翻刻のコピーを配付します。

【テキスト・参考図書】
参考図書
『歴史と古典・信長公記を読む』(吉川弘文館)(ISBN:978-4-642-07158-1)
『日本中世の歴史7・天下統一から鎖国へ』(吉川弘文館)(ISBN:978-4-642-06407-1)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 堀 新
肩書き 共立女子大学教授
プロフィール 1961年岡山県生まれ。早稲田大学第一文学部卒、同大学院文学研究科博士後期課程単位取得満期退学。博士(文学・早稲田大学)。専門分野は日本中世・近世史。著書に『織豊期王権論』(校倉書房)、『天下統一から鎖国へ』(吉川弘文館)、『信長公記を読む』(吉川弘文館)、『秀吉の虚像と実像』(笠間書院)等がある。
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