大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
19世紀イギリス絵画史の流れを具体的な画家・作品を通して理解できるようになる。

【講義概要】
19世紀イギリス絵画の世界へようこそ。ミレイの《オフィーリア》やターナーの《グレート・ウェスタン鉄道》など、どこかで目にしたことのある懐かしい名画の数々。本講座では19世紀イギリスを代表する5人の画家の人生を追いながら、その作品を鑑賞します。描かれた主題・色彩・タッチなどに注目し、各画家の特徴を学ぶとともに、彼らの「知られざる」一面にも迫ります。具体的な作品を通して、19世紀イギリス絵画史の流れをたどりましょう。

【各回の講義予定】
第1回 2018/ 8/22(水) ターナーとカンスタブル ― 故国の風景と異国の風景
第2回 2018/ 8/29(水) ラファエル前派(1)ジョン・エヴァレット・ミレイ
― 描かれたことのない物語
第3回 2018/ 9/ 5(水) ラファエル前派(2)ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ
― 運命の女たち
第4回 2018/ 9/12(水) ホイッスラー ―「未完成」の絵画

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	三木 はるか
肩書き	美術史家
プロフィール	日本放送協会(NHK)に勤務後、マンチェスター大学大学院にてMA取得(西洋美術史専攻)。学習院大学人文科学研究科美術史学専攻博士後期課程在籍(単位修了)。専門は19世紀イギリス絵画史と明治・大正期における美術批評家ジョン・ラスキンの受容史。共訳書に『世界の肖像』『世界の素描』(ともに二玄社)ほか。