大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
ビ・バップのカリスマ、チャーリー・パーカーの音楽語法は、クール・ジャズ、ウェスト・コースト・ジャズを経て、ハード・バップとして開花した。いわゆる百花繚乱のモダン・ジャズの到来である。前講座でのクリフォード・ブラウン物語に続いて、ソニー・ロリンズ、アート・ブレイキー、そしてマイルス・デイヴィスの50年代を見つめ、音楽史、黒人史、そしてアメリカ社会のジャズ・マンとその時代を検証する。

【講義概要】
バップの激流を揺籃として音楽界に入ったマイルス・デイヴィスはやがてバップそのものを超越した独自の音楽展開をもたらす。この度はマイルスの青春をきめ細かく分析しながら、彼の60年代の爆発的な音楽創作へと続く足取りを見つめる。

【各回の講義予定】
第1回 2018/ 7/10(火) マイルス・デイヴィス物語3−1
第2回 2018/ 7/17(火) マイルス・デイヴィス物語3−2
第3回 2018/ 7/24(火) マイルス・デイヴィス物語3−3
第4回 2018/ 7/31(火) マイルス・デイヴィス物語3−4

【ご受講に際して】
◆講師は現役のジャズボーカリストです。毎回講座のあとにミニライブを行います。
◆休講が発生した場合は8月7日に補講をいたします。

【テキスト・参考図書】
参考図書
『ジャズ・マンとその時代』（弘文堂）（ISBN:978-4335800511）必須の教科書ではありません。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	丸山 繁雄
肩書き	ジャズ音楽家、日本大学講師
プロフィール	1951年生まれ。ジャズ・ボーカリスト。日本大学講師。博士(芸術学)2011年学位論文「アフリカン・アメリカン音楽の言語同化現象」にて日本大学より博士号。専門分野はアフリカン・アメリカン音楽とアフリカン・アメリカンの歴史・文化研究。著書は『ジャズ・マンとその時代』(弘文堂)など。