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講座詳細情報

申し込み締切日:2018-05-21 / 世界史:その他教養 / 学内講座コード:310306

西欧ルネサンス食卓絵画から探る食文化 王侯貴族・修道院・商工民そして農民の、食と食材と食卓儀礼の面白さ

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
5月23日(水)~ 6月20日(水)
講座回数
5回
時間
10:30~12:00
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
14,580円
定員
24
その他
ビジター価格 16,767円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・「食」を描いた様々なルネサンス期の美術作品を、食文化史の視点から読み解きます。
・西欧ルネサンス期の「食」は、中世と比較して、何がどう変化したのか。変化の背景は何か。
・宴席奉行が仕切る徹夜の宴席に、豪奢な衣装で集う騎士貴族。劇場化した当時の宴席に皆様をご案内。「飽食」と「断食」、「生」と「死」、二極併存ゆえにコントラスト鮮やかなる世界は、「食」にどう影響したのか。農民や商工民、修道院も含めて、当時の「食」を多面的に探ります。

【講義概要】
ルネサンス期イタリア諸侯の宮廷料理は、色鮮やかにしてスパイスを多用し、著名な料理人と料理書が次々と誕生した時代でした。贅沢かつ大規模な催しとなった宴席の背景には何があったのでしょうか?
当時の風俗や聖書の物語を描いた美術作品には、宴席料理や食材、台所、食堂のインテリア、食器――さらに徹夜の宴席で繰り広げられる歌や踊りや劇など、歴史を読み解くための様々な手がかりが隠されています。
本講座では西欧ルネサンス期の絵画や美術品、工芸品を画像でご紹介しながら、ヴァチカンと枢機卿と修道院、都市住民と農民の食を比較し、彼らがどのような食材をいかに料理して、どう食べたのか? 名画の食卓に秘められた精神哲学に迫ります。「食」を通してのぞくルネサンスの面白さ、限りなし!

【主な講義内容】
諸侯饗宴/フィレンツェ商工民の食卓/キリスト教と食世界/食卓儀礼が映す人間関係/秘められたイスラームの影/医食同源思想/カーニヴァル世界の重要性 他

備考

【テキスト・参考図書】
参考図書
『名画の食卓を読み解く』(大修館書店)(ISBN:978-4469250824)
『アンティークシルバー物語:銀器にまつわる、人々の知られざるストーリー』(主婦の友社)(ISBN:978-4072687543)※書店で入手しづらいため、ご希望の方には教室にて販売します。(税込2,100円)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 大原 千晴
肩書き 食文化ヒストリアン、骨董銀器商
プロフィール 1978年早稲田大学法学部卒業。西欧食文化史を、文化人類学・社会経済史的に、アナール学派的に、時にイコノロジー的に、広く深く多面的に読み解くことを旨としている。著書に『食卓のアンティークシルバー』(文化出版局)、『アンティークシルバー物語』(主婦の友社)、『名画の食卓を読み解く』(大修館書店)等。
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