講座詳細情報
申し込み締切日:2018-05-08 / 日本史 / 学内講座コード:310201
建築から見る古代の「文明開化」 法隆寺と伊勢神宮の謎
- 開催日
- 5月10日(木)~ 6月 7日(木)
- 講座回数
- 5回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 14,580円
- 定員
- 24
- その他
- ビジター価格 16,767円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
「文明開化」は明治だけとは限りません。古代にもあったのです。では我が国最初の「文明開化」はいつ、どこではじまったのでしょうか?そこで建築は、どのような役割を果たし、政治や宗教を牽引したのでしょうか?
この講義では「日本」という国家誕生の形成プロセスを建築から見てゆきます。
【講義概要】
飛鳥寺、法隆寺、四天王寺、薬師寺、伊勢神宮などの「古代」建築をとおして、大陸文明の摂取と「日本」のアイデンティティ形成を見る。仏教伝来から天皇制国家の成立にいたる過程を我が国最初の「文明開化」と捉え、建築から探る。
・仏教伝来にともない、権力と権威の象徴であった前方後円墳はなぜ消滅したのか?
・寺院建築は大陸のどこから来て、最初、列島のどこに建ったのか?
・それはどのようなものだったのか?/ 建てたのは誰か?
・寺院建築はどのように受容され、そして変容したのか?/ 我が国固有の性格は見られるか?
・神社の頂点に君臨する伊勢神宮は何を契機に誕生したのか?/ 主導したのは誰か?
・そもそも社殿をもつ神社はどのように誕生したのか?
・伊勢神宮は天皇制の確立、そし「万世一系」の原則とどのように関わったのか?
・伊勢神宮は式年遷宮により古来の形を寸分違わず伝えているのか?
【各回の講義予定】
第1回 2018/ 5/10(木) 建築から古代が見えるか?
第2回 2018/ 5/17(木) 法隆寺をめぐって
第3回 2018/ 5/24(木) 法隆寺の政治史
第4回 2018/ 5/31(木) 伊勢神宮をめぐって
第5回 2018/ 6/ 7(木) 伊勢神宮の政治史
「文明開化」は明治だけとは限りません。古代にもあったのです。では我が国最初の「文明開化」はいつ、どこではじまったのでしょうか?そこで建築は、どのような役割を果たし、政治や宗教を牽引したのでしょうか?
この講義では「日本」という国家誕生の形成プロセスを建築から見てゆきます。
【講義概要】
飛鳥寺、法隆寺、四天王寺、薬師寺、伊勢神宮などの「古代」建築をとおして、大陸文明の摂取と「日本」のアイデンティティ形成を見る。仏教伝来から天皇制国家の成立にいたる過程を我が国最初の「文明開化」と捉え、建築から探る。
・仏教伝来にともない、権力と権威の象徴であった前方後円墳はなぜ消滅したのか?
・寺院建築は大陸のどこから来て、最初、列島のどこに建ったのか?
・それはどのようなものだったのか?/ 建てたのは誰か?
・寺院建築はどのように受容され、そして変容したのか?/ 我が国固有の性格は見られるか?
・神社の頂点に君臨する伊勢神宮は何を契機に誕生したのか?/ 主導したのは誰か?
・そもそも社殿をもつ神社はどのように誕生したのか?
・伊勢神宮は天皇制の確立、そし「万世一系」の原則とどのように関わったのか?
・伊勢神宮は式年遷宮により古来の形を寸分違わず伝えているのか?
【各回の講義予定】
第1回 2018/ 5/10(木) 建築から古代が見えるか?
第2回 2018/ 5/17(木) 法隆寺をめぐって
第3回 2018/ 5/24(木) 法隆寺の政治史
第4回 2018/ 5/31(木) 伊勢神宮をめぐって
第5回 2018/ 6/ 7(木) 伊勢神宮の政治史
備考
【ご受講に際して】
◆建築も古代史も初めて、という方も十分受講可能です。ただ次の事項を実行していただけると、質問なども出やすくなり、授業も活性化するでしょう。
◆この講義は、担当講師がこれまで書いてきた新書4冊(下記テキスト、参考図書)のエッセンスをもとに、あらたな視点から、あらためて日本古代の扉を開くものです。受講にあたっては、予めこれら新書の該当箇所に目を通されることをお勧めします(講義の際に読んできてほしい箇所を都度指示します。第1回の授業では読んでなくても結構です)。
◆毎回、授業の感想などを自由に書いたレポートを次回の授業の前日正午までに、講師までメールにて提出していただければ有難いです。授業の活性化に役立てたく思います(提出自由)。
◆各回の授業内容は、状況により変動することがあります。
◆補講を行う場合には、6/14に行います。
【テキスト・参考図書】
テキスト
『建築から見た日本古代史』(ちくま新書)(ISBN:978-4480069566)武澤秀一 著
参考図書
『法隆寺の謎を解く』(ちくま新書)(ISBN:978-4480062604)武澤秀一 著
『伊勢神宮の謎を解く―アマテラスと天皇の「発明」』(ちくま新書)(ISBN:978-4480065995)武澤秀一 著
『伊勢神宮と天皇の謎』(文春新書)(ISBN:978-4166609086)武澤秀一 著
【備考】
★3/14に模擬講義を行います。詳細は「オープンキャンパスのご案内」のお知らせページをご覧ください。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
◆建築も古代史も初めて、という方も十分受講可能です。ただ次の事項を実行していただけると、質問なども出やすくなり、授業も活性化するでしょう。
◆この講義は、担当講師がこれまで書いてきた新書4冊(下記テキスト、参考図書)のエッセンスをもとに、あらたな視点から、あらためて日本古代の扉を開くものです。受講にあたっては、予めこれら新書の該当箇所に目を通されることをお勧めします(講義の際に読んできてほしい箇所を都度指示します。第1回の授業では読んでなくても結構です)。
◆毎回、授業の感想などを自由に書いたレポートを次回の授業の前日正午までに、講師までメールにて提出していただければ有難いです。授業の活性化に役立てたく思います(提出自由)。
◆各回の授業内容は、状況により変動することがあります。
◆補講を行う場合には、6/14に行います。
【テキスト・参考図書】
テキスト
『建築から見た日本古代史』(ちくま新書)(ISBN:978-4480069566)武澤秀一 著
参考図書
『法隆寺の謎を解く』(ちくま新書)(ISBN:978-4480062604)武澤秀一 著
『伊勢神宮の謎を解く―アマテラスと天皇の「発明」』(ちくま新書)(ISBN:978-4480065995)武澤秀一 著
『伊勢神宮と天皇の謎』(文春新書)(ISBN:978-4166609086)武澤秀一 著
【備考】
★3/14に模擬講義を行います。詳細は「オープンキャンパスのご案内」のお知らせページをご覧ください。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 武澤 秀一 |
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肩書き | 一級建築士、著述家 |
プロフィール | 一級建築士 / 博士(工学、東京大学)。東京大学工学部建築学科卒業。同大学院を中退し同大学助手。その後、設計事務所を主宰し、東京大学、法政大学、武蔵野美術大学、放送大学で講師を歴任。建築が政治や宗教を牽引してきたことに着目して現在、著作に専念。著書に『法隆寺の謎を解く』『伊勢神宮の謎を解く』『建築から見た日本古代史』(以上、ちくま新書)、『伊勢神宮と天皇の謎』(文春新書)、『空海 塔のコスモロジー』(春秋社)等。 |