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講座詳細情報

申し込み締切日:2018-04-09 / 文学 / 学内講座コード:310102

『日本書紀』を読む 巻第九・神功皇后紀(後半部)~巻第十・応神紀

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月11日(水)~ 6月 6日(水)
講座回数
5回
時間
13:00~14:30
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
14,580円
定員
35
その他
ビジター価格 16,767円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・本講座では、奈良時代に成立した最古の勅撰史書である『日本書紀』に注目し、主に文学としての観点から記事を読み解きます。
・他の文献との比較や奉斎神社の現状を通して、そこに登場する神・人物に関する理解を深めていきます。

【講義概要】
本学期は、『日本書紀』巻第九・神功皇后紀(後半部)から巻第十・応神天皇条を中心に読み解きます。はじめに、『日本書紀』巻第九・神功皇后紀(前半部)を中心に、これまでの各天皇条の概要をみます。次に、講読では、記事内容の細部を踏まえつつ、漢籍の利用や、背景にある祭祀・信仰及び習俗、後世にみられる受容などを捉えることに重点を置きます。その上で、『古事記』等にみる関連記事や、海外における類話、さらには現在奉斎する神社をも視野に入れつつ、『日本書紀』の持つ魅力を多角的に考えていきたいと思います。

【各回の講義予定】
第1回 2018/ 4/11(水) 『日本書紀』巻第九・神功皇后紀(前半部(摂政前紀))までの各天皇条の概要、巻第九・神功皇后紀(摂政):凱旋、?坂・忍熊二王の謀反
第2回 2018/ 4/25(水) 巻第九・神功皇后紀(摂政):誉田別皇子の立太子、百済国との親交、新羅再征討、七枝刀・七子鏡の献上、崩御
第3回 2018/ 5/ 9(水) 巻第十・応神紀:誕生・即位と后妃皇子女、蝦夷の朝貢、海部と山守部、枯野船の建造、渡来人の造池、讒言される武内宿禰
第4回 2018/ 5/23(水) 巻第十・応神紀:日向の髪長媛、弓月君・阿直岐らの来朝、王仁の招致、吉野国樔の歌
第5回 2018/ 6/ 6(水) 巻第十・応神紀:吉備国等の行幸、枯野船と縫工女の渡来、皇位継承問題と立太子、崩御、後世の受容

備考

【ご受講に際して】
◆2017年度冬学期講座から継続する内容を取り扱いますが、本学期から初めてご受講なさる方も歓迎いたします。初回時に、これまでの概要を解説しますので、お気軽にご受講ください。

【テキスト・参考図書】
テキスト
『日本書紀(二)』(岩波文庫)(ISBN:978-4003000427)

【備考】
パンフレット修正:オープンキャンパスでの模擬講義は予定していません。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 小林 真美
肩書き 東京理科大学講師、古事記学会理事
プロフィール 1976年山梨県生まれ。2006年國學院大學大学院文学研究科日本文学専攻博士課程後期修了。博士(文学)。著書に『『古事記』諸本における受容と展開の研究』(単著・國學院大學大学院)、『日本書紀【歌】全注釈』(分担執筆・笠間書院)、『古事記 日本書紀に出てくる謎の神々』(同・新人物往来社)等がある。
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