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講座詳細情報

申し込み締切日:2018-01-29 / 芸術・文化 / 学内講座コード:340412

ウィーンの世紀末文化 多様性のユートピア

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
1月31日(水)~ 3月 7日(水)
講座回数
6回
時間
15:00~16:30
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
17,496円
定員
24
その他
ビジター価格 20,120円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・「世紀末ウィーン文化」の概略を理解し、多彩な芸術文化についての知識を深める。
・世紀末ウィーン文化の根底にあるオーストリア精神の特異性を知る。
・そこから生まれた様々な芸術作品を享受するいとぐちをつかむ。

【講義概要】
19世紀末から20世紀初頭のウィーンで花開いた多彩な文化は、一般に「ウィーン世紀末文化」などと呼ばれ広く知られています。なぜあるひとつの都市で、文学・音楽・絵画・建築のあらゆる領域にわたって、これほど活発な芸術活動が行われたのでしょうか? 本講座では、J・シュトラウスやクリムト、マーラーをはじめ、世紀末ウィーンを華麗に彩った芸術家たちを、音楽や映像を交えて解説していきます。とはいえ個々の芸術を紹介するだけでは、ウィーン世紀末文化の本当の魅力を伝えることにはなりません。それらの芸術を背後で支えていた、特異なオーストリア的精神にも常に目を配ることが必要です。キーワードは多様性。多民族国家ハプスブルク帝国は、崩壊後、とりわけユダヤ系の人々によってノスタルジックに神話化されていきました。

【各回の講義予定】
第1回 2018/ 1/31(水) 多民族国家とオーストリア精神。そしてユダヤ人のウィーン
第2回 2018/ 2/ 7(水) 文学、オペレッタ、映画に見る、ウィーンの「かわいい娘(ズューセス・メーデル)」:シュニッツラー『輪舞』、J・シュトラウス『こうもり』など
第3回 2018/ 2/14(水) 装飾とその奥に隠されたもの:クリムトを中心に
第4回 2018/ 2/21(水) 「リング通り様式」によるウィーンの近代都市化から世紀末建築へ
第5回 2018/ 2/28(水) 音楽と象徴派的世界:シェーンベルク『浄夜』
第6回 2018/ 3/ 7(水) 音楽における多様性と統一:グスタフ・マーラー

備考

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 満留 伸一郎
肩書き ドイツ文学者、東京藝術大学講師
プロフィール 1973年鹿児島県生まれ。東京大学独文科卒業後、同大学院博士課程単位取得満期退学。専門はドイツ語圏の文学と文化。東京藝術大学等でドイツ語講師を担当。R.ムージルに関する諸論文のほか、訳書に『ムージル伝記』(共訳、法政大学出版局)、『芸術とむきあう方法』(ブリュッケ)等がある。
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