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講座詳細情報

申し込み締切日:2018-01-25 / 芸術・文化 / 学内講座コード:340405

寺山修司の秘密

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
1月27日(土)~ 3月10日(土)
講座回数
5回
時間
13:00~14:30
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
14,580円
定員
24
その他
ビジター価格 16,767円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
短歌から出発した寺山修司は、その「私性の拡散と回収」という方法をもって、文学、放送、映画、演劇とあらゆるジャンルにその才能を発揮、現代芸術を席巻し、烈しく時代を挑発し続けた。本講座では、新たに発見された資料をもとにその表現の秘密を探り、その虚構と真実に迫る。過去は抹殺すべきか、再生すべきか。実際に起こらなかったことも、歴史のうちであるのか。私たちにとって「記憶の修正」は、はたして可能であるのか?

【講義概要】
寺山修司の最期の言葉はこうだ。「私は肝硬変で死ぬだろう」「だからと言って墓は建てて欲しくはない。私の墓は、私のことばであれば充分」。そう、言葉は人の体の中で、根を張り枝を育て葉を繁らせてゆく。与えられた命を豊かにするものそれが言葉だ。生前の寺山と交流。死後は「寺山修司追悼短歌絶叫コンサート〈望郷〉」を通して、その言葉の真実を叫び続けてきた講師が、その来歴に併走しつつ、「記憶と再生」をテーマにした時間論を展開してゆく。毎回テキストを配付。

【各回の講義予定】
第1回 2018/ 1/27(土) 結論・寺山修司とは誰か?
第2回 2018/ 2/10(土) 実際に起こらなかったことも歴史のうちか?
第3回 2018/ 2/17(土) チエホフ祭、寺山少年の悲しみ
第4回 2018/ 2/24(土) 記憶の修正は可能か?
第5回 2018/ 3/10(土) 虚構と真実

備考

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 福島 泰樹
肩書き 歌人、文芸評論家
プロフィール 早稲田大学第一文学部卒業。『バリケード・一九六六年二月』から『哀悼』まで歌集29冊の他、著書に『福島泰樹全歌集』(河出書房新社)、『寺山修司 死と生の履歴書』(彩流社)など多数。肉声の回復を求めて「短歌絶叫コンサート」を創出、1500ステージをこなす。
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