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講座詳細情報

申し込み締切日:2018-01-20 / 日本史 / 学内講座コード:340215

近衛新体制と大政翼賛会の時代を考える

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
1月22日(月)~ 2月 5日(月)
講座回数
3回
時間
15:00~16:30
講座区分
数回もの 
入学金
8,000円
受講料
8,748円
定員
24
その他
ビジター価格 10,060円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・1940(昭和15)年の大政翼賛会の結成は、政党がみずから解消して戦争に協力していく過程と理解されています。ではなぜ、政党それも無産政党までが積極的に戦争ならびに政府・軍部に協力したのでしょうか。
・また、翼賛会結成を進めた政治的動きを、近衛新体制と呼びますが、これには当時の第一線のデモクラシー研究者が大きな役割を果たしました。このような事態がなぜ起こったのでしょうか。
・講義では、錯綜した政治のあり方を検討しながら日米開戦に向かう歴史を、参加者とともに考えていきます。

【講義概要】
講義では、(1)近衛新体制のブレーンであった政治学者で東大教官の矢部貞治の政治思想、(2)日中戦争の過程と国家総動員のようす、(3)政党・軍部ならびに近衛文麿とその周辺の動きを明らかにし、大政翼賛会結成に至る政治史を追います。また大政翼賛会結成後も、さまざまな争点をめぐって抗争が起こったこと、その抗争は、昭和戦前期における日本の政治・経済・社会の変化と密接に関連していることを明らかにします。

【各回の講義予定】
第1回 2018/ 1/22(月) 日中戦争と国家総動員のなかの政界の動き、矢部貞治の思想と行動
第2回 2018/ 1/29(月) 近衛新体制と大政翼賛会結成の過程、そこでの矢部の役割
第3回 2018/ 2/ 5(月) 大政翼賛会結成と、経済新体制などをめぐって生じた政争の歴史的意味

備考

【テキスト・参考図書】
参考図書
『日本近代の歴史6 総力戦のなかの日本政治』(吉川弘文館)(ISBN:978-4642068178)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 源川 真希
肩書き 首都大学東京教授
プロフィール 1961年生まれ。東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得。博士(史学)。専門分野は、日本近現代政治史・政治思想史・都市史。著書に『日本近代の歴史6 総力戦のなかの日本政治』(吉川弘文館)、『近衛新体制の思想と政治』(有志舎)、『東京市政』(日本経済評論社)など。
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