講座詳細情報
申し込み締切日:2018-01-10 / 芸術・文化 / 学内講座コード:140414
ビザンティン詩篇写本挿絵と聖堂装飾
- 開催日
- 1月12日(金)~ 2月 2日(金)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 10:40~12:10
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 11,664円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 13,413円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【目標】
・写本の基礎を学び、ビザンティン詩篇写本特有の構造を知る。
・聖堂プログラムを通覧し、写本挿絵との関連を探る。
【講義概要】
中世の写本は、一冊ずつ手で書かれ、描かれたものです。前半はビザンティン美術から旧約聖書の「詩篇」を本文とする写本を取り上げ、その独特の構造をご紹介します。特に「ゲツセマネの祈り」と「昇天」を描いた箇所を複数の写本で比較検討し、11世紀の画家の試みを明らかにします。後半は聖堂のプログラムを通覧し、これまで別個に論じられてきた写本・聖堂の関係を探ることを試みます。基礎から確認しますので、初めての方もご受講頂けます。
【各回の講義予定】
第1回 2018/ 1/12(金) 写本の基礎用語と知識、詩篇写本の構造
第2回 2018/ 1/19(金) 余白詩篇の「ゲツセマネの祈り」とオリーブ山
第3回 2018/ 1/26(金) マケドニア、プリレプの聖二コラ聖堂
第4回 2018/ 2/ 2(金) マケドニア、オフリドの聖ソフィア聖堂
・写本の基礎を学び、ビザンティン詩篇写本特有の構造を知る。
・聖堂プログラムを通覧し、写本挿絵との関連を探る。
【講義概要】
中世の写本は、一冊ずつ手で書かれ、描かれたものです。前半はビザンティン美術から旧約聖書の「詩篇」を本文とする写本を取り上げ、その独特の構造をご紹介します。特に「ゲツセマネの祈り」と「昇天」を描いた箇所を複数の写本で比較検討し、11世紀の画家の試みを明らかにします。後半は聖堂のプログラムを通覧し、これまで別個に論じられてきた写本・聖堂の関係を探ることを試みます。基礎から確認しますので、初めての方もご受講頂けます。
【各回の講義予定】
第1回 2018/ 1/12(金) 写本の基礎用語と知識、詩篇写本の構造
第2回 2018/ 1/19(金) 余白詩篇の「ゲツセマネの祈り」とオリーブ山
第3回 2018/ 1/26(金) マケドニア、プリレプの聖二コラ聖堂
第4回 2018/ 2/ 2(金) マケドニア、オフリドの聖ソフィア聖堂
備考
【ご受講に際して】
◆スライドを綺麗に見るため教室を暗くします。お手元の明かりが必要な方は、各自ご用意頂ければと存じます。
◆休講が発生した場合は2月9日に補講をいたします。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
◆スライドを綺麗に見るため教室を暗くします。お手元の明かりが必要な方は、各自ご用意頂ければと存じます。
◆休講が発生した場合は2月9日に補講をいたします。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 辻 絵理子 |
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肩書き | 聖心女子大学講師・共立女子大学講師 |
プロフィール | 東京生まれ。博士(文学、早稲田大学)。専門は西洋中世美術史(ビザンティン美術)。「陽の昇るところから沈むところまで―ビザンティン余白詩篇第49(50)篇の重層的構造」『パトリスティカ』、第18号(2015年)、「ビザンティン聖堂装飾における聖餐の表象」『美學』第249号(2016年)ほか。 |